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歌舞伎界を代表する女方で、2012(平成24)年には、重要無形文化財保持者(人間国宝)にも認定された坂東玉三郎さん。歌舞伎俳優としてだけでなく、舞台演出家としても活躍されています。玉三郎さんに、幼少期からこれまでの芸能生活を振り返ってもらいつつ、今後の活動について語ってもらいました。
聞き手/大澤祐治 


幼少期から舞踊を始める

──初舞台を踏まれてから65年余りが経ちますが、初めて歌舞伎を見たときの思い出を伺えますか。

玉三郎 7歳で歌舞伎の世界に入りましたので、4~6歳ごろのことでしょうか。6代目中村歌うた右え衛も門んさんの『籠かご釣つる瓶べ花街さとの酔えい醒ざめ』や『女おんな鳴なる神かみ』などを見たのをよく覚えています。当時はまさか見物客の自分が歌舞伎座に出るとは思ってもいませんでした。

──どのようなきっかけで歌舞伎役者の道に進まれたのでしょうか。

玉三郎 近所に6代目尾上おのえ梅ばい幸こうさんのお弟子さんがいらして、実父と飲み友達だったんです。そのご縁で14代目守もり田た勘かん弥やのところにご紹介いただいて……。

続きは月刊誌『ラジオ深夜便』8月号をご覧ください。

※この記事は2023年4月2日放送「当代随一の女方として」を再構成したものです。

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