物語はいよいよ後半の見どころへと進んでいく大河ドラマ「豊臣兄弟!」。
第39回(10月11日放送)では、豊臣の世を継ぐため、茶々が秀吉に嫁ぐ覚悟を決めました。
そんななか、家康の腹心である石川数正が豊臣方へ出奔……というますます目が離せない展開に。

そんな番組の世界観を楽しめる展示が、アリオ系ショッピングモール21会場にて12月初旬まで全国を巡回中です。

▼巡回スケジュール ※ステラnetを離れます

前回は、初回会場であるグランツリー武蔵小杉(神奈川県)での展示風景をご紹介しました。
今回は第2弾として、10月からリニューアルした小道具展示を中心にご案内します!


物語を彩った“名場面の品々”を展示

まずはこちらの展示ケース内。中央にあるのは、第33回で登場した千宗易(利休)の茶碗ちゃわんです。秀長とぶつかって割れてしまったものを金継で蘇よみがえらせていましたね。今回は、漆うるしで接着し、“修復中”としてドラマに登場したものを展示しています。放送では一瞬しか映っていないので、ぜひじっくりご覧ください。

鮮やかな青色のこちらは、出陣を控えた三好みよし信吉のぶよし(万丸よろずまる)に母・ともが手渡した腹巻き(第35回)。戦守りも添えられて、昔からおなかの弱かった万丸に対する母の愛がひしひしと伝わってきますね。繊細にあしらわれた花の刺繍ししゅうが素敵すてきです。

この紙片は、小牧・長久手の戦いの際に情報戦として徳川軍がばらまいた、秀吉への罵詈ばり雑言ぞうごんが記された檄文げきぶんです(第35回)。「秀吉は卑しい身分の出……」と秀吉の出自や逆臣ぶりを非難する言葉が並んでおり、秀吉はこれに激怒して寝込んでしまいました。

そして中央に大きく広げられた、大和郡山城築城の図面(第37回)。
秀長が大和国を拝領し、新たな拠点として大和郡山城の築城(普請)を進めるシーンが描かれました。
この図面を見ると、東の曲輪くるわから二、三、四の曲輪まで、壮大な城郭が築かれたのがわかります。実はこの大和郡山城、上から見たときの堀の形状や曲輪の配置が、秀吉が築城した大坂城そっくりなんだとか。さすが兄弟!?

続いてこちらの展示ケース内をご紹介。

まずいちばん目を引くのは、この金色の瓢箪ひょうたんではないでしょうか。

羽柴家中の大盛り上がりの宴席で宙を舞っていたこの瓢箪。皆さんは覚えていますか?
重いのか、軽いのか? ぜひ重さも想像してみてください。

画像下は、四国平定を遂げた秀吉が、畿内近国の領地分配を発表した際の書状です(第37回)。
ここで秀長が紀伊・和泉に加えて大和一国を与えられた一方、四国征伐の功労者である蜂須賀正勝が阿波一国を辞退。後進に道を譲った正勝の最後のシーンなど、視聴者の涙を誘う展開となりました。

その上にある白い不思議な形の正体は……秀長の娘・末すえが身に着けている愛用品、ヤクの毛なんです(第38回)。大和郡山の町を活気づけるきっかけとなる筆のシーンで登場しました。

鹿・馬・リス・狐きつね・狸たぬき・猪いのししの毛を試したがうまくいかず、最終的にこのヤクの毛を用いて「端から端までかすれない」理想の筆を完成させていました。筆になる前の状態で見られるのは、ここだけかもしれません!

最後はこちらの地図。戦国通の方ならすぐにお気づきかもしれませんね。

秀吉らに対抗する、徳川の領地が記された地図です(第34回)。
この回では、自分の過去を思い返しながら決意を固める家康が印象的でした。今後も家康の動きから目が離せませんね!

小道具1つ1つにも、登場人物たちの思惑や交錯する人間模様が映し出されています。添えられたシーン写真と重ね合わせながらご覧ください。※展示小道具は会場によって異なります


安土城の襖絵をバックに、出演者パネルと記念撮影!

こちらの出演者全身パネルも大人気のフォトスポットです。
背景となっているこの絵。実は安土城の襖ふすま絵えなんです。

▼実際のセット写真はこちら。

金箔きんぱくをふんだんに使った背景の上に、濃い色彩で細部まで描かれた豪華絢爛けんらんな障壁画。
訪れる者を圧倒する信長の権勢を象徴するかのような存在感を放っています。
戦国の舞台に足を踏み入れたつもりで、記念撮影をお楽しみください。 そして「豊臣秀長」の生涯を年表にした、幅6mの大型バナーも。

これを見れば秀長の一生がまるわかり!
“天下一の補佐役”として秀吉を支えた秀長は、どんな最期を迎えるのでしょうか。

ぜひ最後までドラマと一緒に楽しんでください。

主催:アリオ各店・グランツリー武蔵小杉・プライムツリー赤池・セブンパーク天美
企画制作:NHK財団
協力:アズアリンク・Dプロモーション
入場:無料

【注意事項】
・会場により、実施内容が異なります。
・当日の天候、交通事情等によりイベントの時間・場所・内容が変更になる場合があります。ご了承下さい。

(文:NHK財団 展開・広報事業部 鈴木葵)

展覧会の開催についてのお問い合わせはNHK財団 展開・広報事業部へどうぞ。