新・介護百人一首

シャツの背を
ズボンに押し込む
ひまもなく
廊下を走る
若き介護士

大阪府平良りヱ子 92歳)

愛知県 佐藤秀義

詞書

ホームに勤務する男性の介護士ですが、いつもズボンからシャツがはみ出していて、注意していますが、そのまま忙しく飛び回っている。やさしい温かい活動的な青年です。