新・介護百人一首

夜の徘徊はいかい
電気つけつつ
回るつま
消しつつ夜盗の
ごとく付きゆく

富山県西島 敏子 89歳)

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福岡県 ペンネーム 河童の遊

詞書

夜はよく起きて家中回るので、私は冬はオーバーを着たまま寝ていて、足音をしのばせて付いて歩きました。