ドラマの出演者やスタッフが「この回のあの人、あのシーン」について語ったコメントを不定期で配信するコーナー。今回は、大家直美役の上坂樹里さんから、第6回の振り返りをご紹介!
上坂樹里さん振り返り

――教会を転々としてきた直美に家族と呼べる存在はいませんが、牧師の吉江(原田泰造)が直美を見守っています。そんな吉江に対する直美の思いは?
直美と吉江先生の距離感は、監督とも時間をかけて話し合いました。原田さんが演じる吉江先生は、いろいろな出来事が起きたときに直美が感じる悲しさだったり怒りだったりを、直美よりも重く受け止めて、それを直美に伝えてくれる存在なんです。直美も、悲しいことがあっても、それ以上に悲しんでくれる人がいるから、ちょっと救われるというか。色んな教会を転々としてきた私を受け入れてくれた方なので、唯一甘えられる、弱音を吐ける、そんな存在だと感じています。

――その吉江を演じている原田泰造さんとは、ドラマ「生理のおじさんとその娘」で親子役でした。久しぶりの共演はいかがでしたか?
以前と変わらず、とても優しくて温かい方です。前回は父親と娘としての共演だったのですが、吉江先生と直美もどこか親子のような関係なので、すごくご縁があるなと思いました。原田さんが「今回は、血はつながってなかったね」と最初に言ってくださって。とても心強かったです。
――でも、お芝居の中では、またしても反発しなくちゃいけないんですよね。
そうなんです(笑)。でも、吉江先生には安心して言葉を投げかけられる、というか。直美は、人からどう思われるかなんて気にしてないところがあるんです。でも、「自分がこういう行動や言動をしたら、こう思われるから、こうしよう」というところはちゃんと考えている子。それを無意識に発せられる唯一の存在が吉江先生だと思います。その空気を原田さんが作ってくださるので、そこは安心感を持ってお芝居をさせていただいています。