ヤムおんちゃん(屋村草吉・阿部サダヲ)が戻り、朝田家の石窯では久しぶりにパンが焼けました。しかし、釜次(吉田鋼太郎)の死に目には間に合わなかった……今週のタイトルは釜じいの言葉でしたね。そしてのぶ(今田美桜)はとうとう、東京へ。送り出そうとする編集部の面々、苦渋の「追い出し作戦」も心憎い。嵩(北村匠海)はどうする?
今週も泣けました。セリフと写真で振り返ります。
もちろん、ネタバレですのでご承知おきください。
「腹がいっぱいになれば、それでいいのか?」

とうとう“ガード下の女王”薪鉄子(戸田恵子)の正体を知ったのぶと嵩。
なにやら怪しげな男たちを相手に麻雀で大勝ちした薪に、のぶは話を聞かせて欲しい、と切り出した。
歩きながら、なぜ政治家になったのか、と質問するのぶに “今日を生きるのに精いっぱいの人たちに目を向けるべき。やらなければならないのは飢餓問題”と立て板に水のように話す薪。必死に速記でメモを取るのぶ。ついて行っているようだ。
のぶ「先生はなぜ、ガード下に?」
薪「決まっちゅうやろ。一番困っちゅう人らぁの生の声を聴くためや」
ガード下に行くと(戻ると)大勢の女たちが薪に寄ってくる。
「先生」「先生」
「仕事をください」「戦地から夫はまだ帰らない!」口々に訴える女たち。

そこへやくざ風の男2人が乗り込んで来て、女を一人、連れて行こうとする。
「金は用意できたか? 手間かけさせやがって」
それを写真に撮るのぶ「この写真、新聞に載せますきね!」
のぶに向かった男たちに嵩が立ちふさがる。
「なんだ、きさま、痛い目にあいたいのか」
「好きなだけどうぞ。慣れてますんで」
警察がやってきて男たちを連れて行く。
速記でメモを取っていたのぶが警察に証言することになった。
薪はのぶの速記の能力に目を留めたようだ。

速記の勉強を始めた経緯や、持っていたカメラについて聞かれたのぶは、夫が亡くなったことを話す。
「あんたも若いのに苦労しちゅうがやね」
「いえ、苦労のうちに入りません。ここのみなさんを思うたら」
お上(政府)は復興に向けて動き出したと言うが……と薪は言う。
「けんど、これが現実や。あては、そこからこぼれ落ちそうになっちゅう人らを救うために代議士になったがよ。そのためには手段を選べん場合もある、記事には書けんようなこともしゆう」
嵩「あの、麻雀の……?」
薪「書いたら承知せんで」
「うちのことらぁより、記事にして欲しい人らぁがここにはこじゃんとおるがで。ここはどん底やき。うちはねぇ、どんな手を使うても目の前に困っちゅうひとがおったら、助けたいがや。どん底からみんなで這い上がっていつかみんなで笑いたいがよ。おまんは、これからなにをしたいがで?」
のぶ「それは、まだ見つかってのうて。いっぺん私は間違うてしもうたので。今度こそ周りに流されんように、しっかり自分の足で立って、ちゃんと自分の頭で考えたいと思うちょります」
帰り際、薪はのぶに、
「あてのところで、働かんかい? 答えがみつかってないがやったら、あてと一緒にさがしてみんかい? あては本気やき、考えちょいて」
帰りながら、ガード下の戦争孤児たちの写真をとるのぶ。
嵩「のぶちゃん、あの先生と気が合いそうだね、どうするの?」
そのとき、のぶの手からカメラをさらっていく子どもが!
孤児たちは共闘してスリを働いているようだ。
と、そこに大人の腕が伸びて、走って逃げる子どもを抱え上げる。
「おじさん返して、返して」
と叫ぶ子どもからカメラをとり、追いかけてきたのぶに渡す。
「気をつけて。悪い大人が浮浪児たちにひったくりをさせてるんだ。許してやってくれ」
追いついた嵩が、その男の顔を見ると……八木信之介(妻夫木聡)だった。
「八木上等兵……」つぶやくが、声はかけない。

子どもに、人のものを盗んではいけないと諭す八木。
子どもが集まってきた。
コッペパンを配る八木。子どもたちは大喜びだ。
八木「待て待て、勉強もしないとな」
「今日はどんな話?」という子どもに
八木「これだ。ゴーリキーの『どん底』」(え?子どもに?)
嵩「子どもたちに『どん底』か。八木上等兵らしいな」
のぶ「八木上等兵?」
嵩「あの人には軍隊ですごくお世話になったんだ。まさかこんなところで会えるなんて」
『どん底』を読んで聞かせる八木。
「仕事が楽しけりゃ、人生は極楽だ。仕事が義務だと、人生は地獄だ」
のぶはその様子を写真にとるのだった。

子どもたちが「またね!」と去ったあと、嵩は声をかける。
「八木上等兵、お久しぶりです」
かすかに笑って
「お~、土佐の山猿が。なんでこんなとこ、うろついてるんだ?」
のぶがカメラを取り返してくれたことへの礼と、新聞記者で取材に来たことを話すと、嵩に向かって
「おまえが新聞記者? 世も末だな」
話を聞かせてほしい、というのぶと嵩。
国会議員の薪も飢餓対策に取り組んでいたこと話し始めると
「腹がいっぱいになれば、それでいいのか?」
「どんな自分になりたかったか、必死に考えてみようや。うちらぁの夢を取り返すがやき」
また、是非話を聞かせてください、という嵩にその時にはうまい酒を持ってこい、と言って去っていった。
のぶ「ほんまに、変わった人やね」
嵩「うん、でもまた会えてよかった。あの人がいなかったらぼくは戦地から帰って来られたかどうか、わからない」
二人は、闇市で八木の取材を始めた。
露店の店主は“闇酒でがっぽがっぽ稼いだと思ったら、そこらじゅうの子どもを集め出した”という。本を読んでもらったという子どもたちにも話を聞くのぶたち。

編集部では締め切りまでに原稿を間に合わせるため、猛烈な作業が続いていた。
表紙の絵を描いている嵩を東海林(津田健次郎)、岩清水(倉悠貴)、琴子(鳴海唯)が次々に覗き込み……「あ」。

東京での取材を原稿にまとめたのぶは、編集長の東海林に見せるが……
「のぶ、なんなこれ?」
「なんでガード下の女王の記事じゃのうて、ガード下で本の読み聞かせをしゆう、おんちゃんの記事になっちゅうがや?」
のぶは薪ではなく八木のことを書いていたのだ。
「子どもらぁも闇市の人らぁも楽しそうに八木さんの話をしてくれました」
彼らの話から、八木が子どもたちに慕われていること、みんな自分たちが食べていくだけでやっとなのに、自分の稼ぎをつぎ込んで子どもたちに食べ物を配っていること、さらには子どもたちに読み書きを教えたり、身寄りのない子どもに引き取り先を見つけてきたり……闇市の店主も感心するような人物であることが語られていた。

しかし東海林は、薪鉄子先生のことがひとつも出ていない、と納得しない。
岩清水も薪鉄子先生に失礼ではないか、と反論。
しかし嵩は「断固、ボツにしないでください、お願いします」と頭を下げる。
東海林は少々あきれた様子で「柳井、どの立場でものをいうがな」
なお食い下がる嵩「でも、この記事は人の心をつかみます」
結局、東海林はのぶの書いた八木の記事を掲載することにし、原稿の書き直しを命じるのだった。
「急げ! 入稿まで時間ないぞ!」

こうして『月刊クジラ』8月号が発売された。
表紙は……明らかにのぶだ!
それなのに。全く気付いていない鈍感なのぶ。
琴子「若松さん? この表紙、どう思います?」
のぶ「え? これ柳井さんが描いたがですよね。構図が大胆でえい表紙やと思います」
岩清水「それだけですか?」
のぶ「ああ、はい」とにっこり。
琴子「拍子抜けですね」岩清水「表紙だけに」
東海林・岩清水・琴子はあきれ顔。

その数日後、薪鉄子から編集部に電話がかかってくる。
編集部に緊張が走る。
薪「まさかこんな記事だとは夢にも思いませんでした~」
これは、薪を雑誌に掲載しなかったせいだ! と早とちりする編集部の面々。
あわてて電話を代わった東海林が要件を聞くことに。

心配そうに見守る岩清水・のぶ・嵩。
いきなり謝り出す東海林。責任は編集長である私に、というと
薪「はぁ?おでんにあたった、胃腸がたっすい編集長!(笑)」

心配して新聞社の上層部までやってきて“薪先生の一声で、雑誌がつぶれるぞ!”
そこで電話を切った東海林。
「くじらは無事です。けんど……」
薪に何を言われた?東海林!
朝田家では、羽多子(江口のりこ)とくら(浅田美代子)が『月刊くじら』の表紙を見ながら話している。
くら「これ、どう見ても」
羽多子「のぶですねぇ。描いたのは嵩くんですねぇ」
くらが釜次(吉田鋼太郎)に、のぶが書いた記事を見せると
「もう3べん読んだ」
くら「それじゃあ、ミス高知は?」と嵩の漫画を見せる。
「へっへっへ。嵩のやつめ、けしからんねや。わしの大事な孫を、わしに無断でモデルにしちゅう」と言って笑う。
そのあと、激しく咳き込む釜次。苦しそうだ。

編集部にのぶが戻ると、編集長が待っていた。薪を載せなかったことを改めて詫びると……
東海林「薪先生はおまえの記事を、怒るどころか素晴らしい記事やと絶賛しよった。……それだけやない。薪先生はおまえに仕事を手伝って欲しいそうや」
困っている人たちを救うために、今すぐ新聞社を辞めさせて上京させよ、と薪から言われた、と。
「おまえは、どうしたい? うち辞めて行くか?」
しかし、のぶは高知新報でがんばる、と答える。嵩はそのやりとりを廊下で聞いていた。

夜、東海林・岩清水・琴子、そして嵩が屋台で飲んでいる。
嵩「薪先生は本気です」
東海林「ガード下の女王は、のぶを引き抜きたいそうや」
「えっ?」あとの2人が驚く。
東京で別れ際に誘っていたことを話すと
琴子は「柳井さん、しっかりせんと! のぶさんをガード下の女王にとられてしまうがですよ!」
慌てる嵩。
岩清水「いま、彼女に辞められたら『月刊くじら』も困りますき!」

嵩は、のぶが薪に心酔していること、飢えた子どもたちを助けたいと思っていることを言う。
東海林「なんな? おまえ東京、行かせたいがか?」
嵩「あ、いや、わかんないです」
東海林「おれもわからん。でもにゃぁ、あいつが行くとこはあいつが決めるべきや」

うちで、のぶはメイコ(原菜乃華)にその話をする。興奮するメイコに、しかし自分は行くつもりはない、という。
メイコ「ほんまは行きたいがやろ?」
のぶは、薪の活動は魅力的だが、雇ってくれた高知新報への恩を返したいと思っていること、朝田家の家計を支えなければならないこと、を話す。
「戦争がなかったら、うちら、どうなっちょったろうか」と話し始めるメイコ。
蘭子(河合優実)は豪(細田佳央太)と石屋を継いで、千尋(中沢元紀)は優しい弁護士になって……。
のぶ「きっとまだ間に合う。どんな自分になりたかったか、必死に考えてみようや。うちらぁの夢を取り返すがやき」
そこで玄関の硝子戸を叩く音が。
蘭子「おねえちゃん、うちや。……うちに戻んてきてほしいがや。釜じいが……」
「間違うても、ころんでもええ。それも全部、面白がって生きえ」
翌日、朝田家に戻ってくると、釜次は平気な顔をして仕事をしていた。
羽多子は戻ってきたのぶとメイコに、釜次は元気そうにしているが、肺がだいぶ弱っている、と話す。
釜次は布団に半身をおこして家族の話を聞いている。
くらはゆっくり団扇で釜次をあおいでいる。
のぶが、東京の代議士から手伝ってくれと言われている話をすると、
蘭子「お姉ちゃん、東京に行くが?」
のぶは即座に「いかんよ」と言うのだが、その裏に迷いがあることを釜次は見抜いている。
釜次「のぶ、おまんはどうしたいがじゃ」
のぶ「うちは、このまんま働きたいけんど」
釜次「本当にそうか?」
そして突然「結太郎(加瀬亮)」
振り向いて、寝床の真後ろにかかっている亡き息子の帽子を見上げ
「おまん、知っちゅうか? おまんは『おなごも大志を抱け』と言い残いてさっさと先に逝ってしもうたが、あれから羽多子さんらぁがどればぁ苦労したか、おまん知っちゅうか。羽多子さんは3人の娘を立派に育てあげたぞ」
少し疲れたのか布団に横になり、額に水手ぬぐいをあてられている釜次。
そばにいるくらに向かって「千尋くん、つけてくれ」
そう、釜次はラジオのことを『千尋くん』と呼んでいる。

そこへ嵩がやってくる。
「のぶちゃんに釜次さんのこと聞いて」
釜次「おまんの漫画はくだらんのぉ。けど、面白い」

そしてラジオに向かって
「千尋くん、おまん、なんで海軍ら志願したがな。志願せんかったら兄貴の漫画、もっと読めたのににゃぁ」
のぶは嵩に、釜じいのために漫画を描いてほしいと頼む。
描いたのは釜じいとあんぱんをめぐる朝田家のお話。
古くなったあんぱんをこっそり食べてお腹をこわす釜じいだった。
それを見て「へっへっへ。なんじゃこりゃ。ばかじゃのぉ」

その夜、釜次は床に座って結太郎の帽子を手に取り、家族を集めて話し始めた。
「わしゃもう、十分生きたつもりじゃ。悔いはない。この石屋はわしの代でたたむ。わしは、石屋が性におうちょった。じゃき、ずうっと面白がって働いてきたがじゃ。もう十分じゃ」
「ええか、この家に縛られたらいかんぞ。おまんらも、面白がって生きえ。
結太郎の言いよった通りじゃ。おなごも、いや、おなごこそ、大志を抱きや」
羽多子「あても、おなご扱いでええですろうか?」
釜次「あたりまえじゃ」
くら「あては?」
釜次「……え、ええぞ」

「のぶ、おまえは長女じゃ、しっかり頼むぞ」
そして、帽子を前に置いて言う。
「結太郎、おまん、知っちゅうがか? のぶの大志がどこにあるがか。戦争中、のぶは、お国のために尽くし、家族のためによう働いてくれた。これからは遠慮のう、大志を貫いて欲しいがじゃ」
そう言って帽子をかぶり
「のぶ、おまんを待ちゆう人がおったら、そこに向こうて走れ。おまんが助けたい人がおるがやったら、どればあ遠くても走って行け。コンマイ時から、のぶはそういう子じゃ。なりふりかまわず走れ。間違うても、ころんでもええ。それも全部、面白がって生きえ」

のぶ「釜じい、うち、釜じいの孫でよかった。最高や」
蘭子「うちも面白がって生きるき」
メイコ「うちが面白がって生きちゅうときは、歌いゆうときや」
よさこい節が聞きたい、という釜じいに手拍子で歌い出す姉妹たち。
くらと見つめ合い「ありがとう」という釜次。
目をつぶる釜次からホワイトアウト。
結太郎の帽子をかぶり、作業着の袢纏を着てよさこいを踊るイメージの中の釜次……「よさこい、よさこい」
「釜じいが作った窯で焼いた釜じいあんぱんだ!」

金曜日は、釜次の葬儀の場面から。
白黒の写真と燈明が一本。和尚の真言が聞こえてくる。
そこへ……屋村草吉が突然現れる!
「よ、じいさんいるかい」
葬儀の席で振り返ってフリーズするのぶ。
屋村は祭壇にかけより、「……ひでえじゃねぇかよ」

精進落しの酒を口にする屋村。
今は旅をしながら暮らしており、闇市に食料を持っていく運び屋をしている、という。
もうパンは焼いていない。
メイコ「もういっぺん、ヤムおんちゃんのあんぱん、食べたいな~」
蘭子「あの、ほかほかの、あんぱん~」
よせよせ、という屋村に、真剣な表情の羽多子が
「ヤムさんのあんぱん、お義父さんにお供えしたいがです。なんとかなりませんろうか」
屋村「無理だ、酒種もない」
旅の途中でだめになってしまったという。諦めてくれ、と言って出ていこうとする屋村に、一晩泊まっていけと強引に段取りをつける羽多子。
釜次の寝間着を着て……夜中、パン窯をなでる屋村だった。
翌朝、屋村の姿は消えている。
「これからどうしましょ」という家族に、のぶは「うちが支えるき」
「よし、みんなで、面白がってがんばろう」
くら「釜じいの遺言やき」

新聞社に戻ったのぶだが……編集部の面々はなぜか冷たい。また今日からがんばる、というと、
東海林「いや、がんばらんでええ」
のぶ「え?」
東海林「のぶ、この際はっきり言う。おまえは記者に向いちょらん」
ダメなところは一生懸命直す、というのぶに
東海林「おまえはいつも一生懸命や。けんど、一生懸命になればなるば、おまえの記事は客観性を失う。記者としてそれは、致命的や」
のぶの記事は半分以上が戦災孤児や浮浪児、子どもに同情する記事ばかりだ、と言い、
「軍国教育に加担した、罪滅ぼしのつもりか」

嵩は聞いていられず立ち上がる。
「編集長! その言い方はないと思います」
しかし東海林はなおも、ジャーナリストとして事実を冷静に伝える記事を書けるとは思えない、といい募り、
「よう考え」
涙目ののぶ。

その夜、寝付けないのぶは次郎(中島歩)の速記で書かれた日記を取り出す。
「自分の目で見極め、自分の足で立ち、全力で走れ。絶望に追いつかれない速さで」
そして薪を、釜じいの言葉を思い出す。
「助けたい人がおるがやったら、どればぁ遠いところでも走って行け」

心を決めた様子ののぶ。
翌朝、朝田家に向かったのぶは、家族に……言い出そうとしたところで、嵩がやってくる。
「ごめんください」
そしてのぶは「うち、東京へ行きます」
羽多子・メイコ「たまるかぁ」
蘭子「そう来たか……」
のぶ「釜じいの言う通り、何があっても面白がってがんばります」
メイコ「嵩さん、大丈夫?」
そこで羽多子が「けんど、2人ともええときに来たねぇ」
みんなくすくす笑っている。
のぶ「このにおい……!」
屋村がパンを焼いていた。
「まずは食え、ちび!」と呼ばれ、のぶがうれしそう。
トウモロコシの粉と芋のあんで焼いた、あんぱんもどき、と屋村は紹介する。
黄色くふっくらしたパンが鉄板の上に並んでいた。
「釜じいが作った窯で焼いた釜じいあんぱんだ!」
おいしい~! とほお張る面々。
屋村は嵩に向かって「なんであんぱん食って泣いてんだよ。また線路で寝るか?」
釜次の写真に供えた黄色い“あんぱん”。この日の“ほいたらね”、は釜次の声だった。
いよいよ来週からはのぶの東京生活がスタートします。
タイトルは「あなたの二倍あなたを好き」
ようやく、ようやく、嵩の気持ちが通じる(?)のでしょうか。ほいたらね。