現在放送中の連続テレビ小説「あんぱん」は、「アンパンマン」の生みの親である、やなせたかしと、その妻・小松のぶの夫婦をモデルに描かれる物語です。
このたび、嵩(北村匠海)が作詞した「手のひらを太陽に」を歌う人気歌手役として、久保史緒里さんが出演することが発表されました。

久保さんのコメントを紹介します。


白鳥しらとりたま役 久保史緒里

連続テレビ小説初出演

嵩が作詞した「手のひらを太陽に」を歌う人気歌手。嵩にリサイタルの構成など次々と頼み事をする。

【久保史緒里さんのコメント】

白鳥玉恵役を務めます、久保史緒里です。
今回、朝ドラに初めて参加させていただきます。
ずっと追いかけていた夢だったため、現場では常に心臓の音を感じながら挑みましたが、やわらかい太陽のようなあんぱんチームのみなさまが包み込んでくださる現場は、本当にあたたかな場所でした。
玉恵の周囲を巻き込むパワフルさ、たくましさ、そして天真爛漫てんしんらんまんな人物像が、今後のぶさんや嵩さんにどんな影響を与えるのか……。
生きているから、歌い、かなしみ、笑い。
時が流れても決して変わることのない、
「生きる」ことへの尊さを歌に乗せ、みなさまのもとへ届けられますように。
よろしくお願いいたします。


【あらすじ】
昭和のはじめ頃、高知の町中をものすごい勢いで走る少女がいました。「ハチキンおのぶ」ことあさのぶ(今田美桜)です。一方、幼い時に父を病気で亡くしたやなたかし(北村匠海)は、伯父の家に引き取られ、転校先の学校でのぶに出会います。
戦争の足音が近づく頃、女子師範学校に通うのぶ。やがて戦争が始まり、嵩は出征。嵩は弟・ひろを戦争で亡くし、のぶも最愛の人を亡くしました。
のぶは戦争で全ての価値観が変わり、「何が正しいかは自分で見極めなければならない」と高知の新聞社に女性初の記者として就職。戦後、嵩も新聞社に入社し、2人は同じ雑誌の担当に。
のぶは嵩に「あなたも後から来なさいよ。先に東京に行って待っているわ」と告げ、新聞社を辞め上京。のぶを追いかけ上京した嵩と、六畳一間のオンボロアパートでの生活が始まります。「どんな環境でも楽しめるこの人と一緒にいたい」と2人は結婚。「手のひらを太陽に」「アンパンマン」が世に出るのは、まだ先のことです――。


2025年度前期 連続テレビ小説「あんぱん」

毎週月曜~土曜 総合 午前8:00~8:15ほか

作:中園ミホ
音楽:井筒昭雄
主題歌:RADWIMPS「賜物」
語り:林田理沙アナウンサー
出演:今田美桜、北村匠海、江口のりこ、河合優実、原菜乃華、高橋文哉、眞栄田郷敦、大森元貴/戸田菜穂、戸田恵子、浅田美代子、吉田鋼太郎/妻夫木聡、阿部サダヲ、松嶋菜々子 ほか
制作統括:倉崎憲
プロデューサー:中村周祐、舩田遼介、川口俊介
演出:柳川強、橋爪紳一朗、野口雄大、佐原裕貴、尾崎達哉

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