新・介護百人一首

手をつなぎ
うっすら目を開け
笑う父
学生時代
遠ざけていた人

大阪府岡田 明子 58歳)

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詞書

仕事で毎晩帰りが遅い父と、顔を合わすことは、ほとんどなかった学生の頃。将来、介護が待っていて、何故なぜか話すことが増え、おまけに笑い合って、まさか手までつなぐ日が訪れるとは、全く予想もしていませんでした。看取みとる数週間前に、父が見せた最後の笑った顔でした。

NHK財団

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