新・介護百人一首
香川県樋口 淳一郎 (59歳)
父は晩年、足元が不自由だったのですが、僕と一緒にいて転びかけ倒れるまいとして、僕のベルトを恐ろしく強い力でつかみ起き上がりました。父親の生への執念を見事だとよく思い出します。