日本を代表する超一流エンジニアたちが、極限のアイデアとテクニックで競い合う番組「魔改造の夜」。身の周りの「おもちゃ」「家電」「日用品」が魔改造され、衝撃的な“怪物マシン”となり“秘密の夜会”に集う。
1月29日に放送される競技は……「オフィスチェア ビーチフラッグス」。
今回は、オフィスチェアを魔改造。走らせて旗をつかむビーチフラッグス! 初の2チーム対決は大興奮!
参加チームは、油圧ショベルなど建設機械を、茨城などを拠点に開発・製造する世界的メーカー「H立建機」×オートマなどの自動車部品を開発・製造する、愛知が拠点のグローバルな巨大企業「Aイシン」。
「オフィスチェア ビーチフラッグス」
今回魔改造するのは、オフィスチェア。モーターなどをつけた椅子が20m走って、置かれた旗を取るビーチフラッグスを行う。まず取る時間を競う「タイム競技」。その後、2チームが一緒に走って、先に旗を取った方が勝利の「対戦マッチ」、2種目で競う。
番組史上初の、2チームでの直接対決。ビーチフラッグスのルールと同様、最初は後ろ向きから前向きになり、20mを真っすぐに走る。さらに手を伸ばし、旗を取るという難しい競技。
勝負のポイントは、旗を取る手をどう作るか、その手をどう伸ばすのか。チェアを振り向かせ真っすぐ速く走らせるのも難しい。

両チームは、猛スピードで旗を取ることを目指す。「どんな手」を作るか。つかむ? くっ付ける? すくい取る? 魅力的なアイデアを次々試す。凄い速さで真っすぐ走らせようとすると、後ろ向きから前に向き直し走るためコースが曲がってしまう。自動運転のような超ハイレベル技術が必要になる。手を片側につけるので重心も偏る。安定して走るのは至難の技。

両チームとも時速40キロ程の速さで、数秒で走りきる目標。いよいよマシンを組み立て、チェアに手をつけ走ってみると……各パーツではできたことが、すごい速さでは連携してできず、マシンが壊れ始める。あまりの壁の高さにエンジニアたちは悶絶し、夜会(本番日)が近づいていく。

1か月半の苦闘の末、両チームはモンスターマシンを誕生させる。凄いスピードで走って、手がとび出す。
まっすぐ走って、その後に……はたして、複雑な機構を組み込んだオフィスチェアは、見事に旗をつかむのか?
勝利の行方は? 今回もハラハラドキドキ、歓喜と号泣、興奮と感動の夜会へ。
「どーもNHK」で「魔改造の夜」が特集されます。
12月7日(日)総合 午前11:00
「どーもNHK」公式サイトはこちら(※ステラnetを離れます)
「魔改造の夜」オフィスチェア ビーチフラッグス(72分)
2026年1月29日(木)総合 午後7:30~8:42
出演:魔改造倶楽部
顧問/伊集院光
実況/矢野武
解説/長藤圭介(東京大学大学院教授)