日本の料理を美と捉え、芸術にまで高めた食と美の巨人、北大路魯山人。その知られざる姿を描くドラマ「魯山人のかまど」が、藤竜也さん主演で3月31日(火)から放送がスタートします。
このドラマに、ハリウッドで活躍するイギリス人俳優サイモン・ペッグさんが出演することが発表されました。ドラマには、藤竜也さん演じる魯山人が交流していた多くの有名人が登場します。サイモンさんは日本の文化に魅せられ、魯山人とも交流があったアメリカの大富豪・ロックフェラー一族の3代目、ロックフェラー3世を演じます。最終話となる第4話で登場するサイモンさんは台本の内容に共感し、出演を快諾、日本での撮影に臨んだということです。ロックフェラーは、魯山人のもてなしを通じて、日本人の美意識について洞察を深めていきます。
ロックフェラー3世役/サイモン・ペッグ

大富豪ロックフェラー一族の3代目当主。日本の文化に魅せられたロックフェラーは、魯山人の評判を聞きつけ、茶のもてなしを受けるため、妻のブランシェット(リサ・ステッグマイヤー)とともに、北鎌倉の魯山人邸を訪ねてくる。魯山人はあえて白いご飯を3度にわけてロックフェラーに出すのだが……
※ロックフェラー3世の妻・ブランシェットは、リサ・ステッグマイヤーさんが演じます。
【サイモン・ペッグさんのコメント】
台本を読んでとてもワクワクしました。日本の出演者のみなさんとともに、このドラマに出られることをとても光栄に思っています。ロックフェラーは魯山人を通じて日本の文化に対する驚きと敬意を抱いたのだと思います。ドラマの中のあるシーンを通じて、彼は日本文化の本質を突然、理解するのです。それはとても美しいシーンです。神の啓示のようでもあり、和解を象徴するシーンでもあります。魯山人が実際に暮らして料理をした場所で、それを演じることができたのは、この上なくすてきな経験でした。
【プロフィール】
イギリスでスタンダップコメディアンとして活動を始め、テレビ・映画などで活躍。
「ショーン・オブ・ザ・デッド」をはじめとするいわゆる『コルネット三部作』で脚本と主演を務め、「スター・トレック」や『ミッション:インポッシブル』シリーズへの出演などで知られている。

また、ドラマには魯山人が交流していた多くの有名人が登場します。
すでに発表されている共演者には、記事を書くため魯山人の元に通う若手記者・田ノ上ヨネ子役の古川琴音さん、魯山人のもとでしばらく暮らした世界的アーティスト・イサム・ノグチ役に筒井道隆さん、その妻で有名歌手の山口淑子役に一青窈さん。魯山人の料理に親しんだ当時の首相、吉田茂役には柄本明さん。ほか、伊武雅刀さん、尾美としのりさん、満島真之介さんらが出演します。実力派キャストが魯山人の幅広い交流を彩ります。
キービジュアルを公開!

魯山人が実際に住んでいた家で撮影されました。
魯山人(藤竜也)と取材記者のヨネ子(古川琴音)が縁側に座り、ともに沈みゆく夕日を眺めているイメージで、魯山人の晩年に、ともに過ごすことで、ふたりが心を通わせていく様子を表しています。
【企画概要】
いま世界中の食通を魅了してやまない和食。その神髄を究めることに人生を捧げた男がいます。北大路魯山人。食と美の巨人で、傲岸不遜、傍若無人……「近寄りがたい」「扱いづらい」というのが一般的なイメージでした。
しかし魯山人の考える和食の神髄は意外にも、四季折々の食材を生かし、それを愛でながら食べる家庭料理にあり、その考えは彼の生い立ちに根ざしているのです。
日本の原風景の中にある食材が、季節ごとに魯山人の手で、どのように唯一無二の料理になっていくのか。知られざる魯山人の姿を、彼を取材する女性記者の目を通して描き、その神髄に迫るドラマを制作します。脚本・演出 中江裕司
【あらすじ】
晩年の魯山人(藤竜也)のもとを、出版社の若手記者・ヨネ子(古川琴音)が訪ねてくる。魯山人の傍若無人な態度に戸惑うヨネ子だが、回顧録を口述筆記するため、たびたび魯山人の住まいを訪ねることになる。吉田茂(柄本明)、イサム・ノグチ(筒井道隆)、ロックフェラー3世(サイモン・ペッグ)……多くの有名人たちとの交流を目の当たりにする中、ヨネ子は、その物言いとは裏腹に、料理を美と捉え、一切の妥協を排し、究めようとする魯山人の姿勢に気づいていく。
特集ドラマ「魯山人のかまど」(全4回)
3月6日(金)放送スタート
毎週金曜 BSP4K 午後8:15〜9:00
3月31日(火)放送スタート
毎週火曜 総合 午後10:00〜10:45
脚本・演出:中江裕司(映画『ナビィの恋』『土を喰らう十二ヵ月』、NHK「ふたりのウルトラマン」ほか)
出演:藤竜也、古川琴音
サイモン・ペッグ、筒井道隆、一青窈、柄本明
中村優子、伊武雅刀、尾美としのり、満島真之介 ほか
制作統括:中村芙美子(東京ビデオセンター)、古田尚麿(NHKエデュケーショナル)、遠藤理史(NHK)
プロデューサー:新井真理子、三浦尚(NHKエデュケーショナル)