子どものころからクラシックが大好き。『ラジオ深夜便』でもそのクラシック愛を惜しみなく披露する松井アンカーが、憧れのNHK交響楽団(東京・港区)を訪ねました。

代々受け継がれてきた楽譜が並ぶ「ライブラリー」へ。棚には数千にも上る楽譜がずらり。最も古いものは、N響の創設者・近衛秀麿が指揮した楽譜だとか。「戦前の楽譜まであるなんて!」と、松井アンカーは驚きを隠せません。オーケストラでは、公演のたびに同じ譜面を何度も使うので、中には、歴代の楽員による貴重な書き込みが残っているものも。

そして、楽器庫へ潜入。三日に一度は公演のあるN響では、日本各地のみならず、時には海外へも繊細な楽器を運搬、気の抜けない作業です。
「楽譜を管理する方、楽器を運搬する方など、舞台裏を支える皆さんの力があってこそ、N響のすばらしい演奏が生み出されているのですね」

「運搬ケースは楽器によって形状が違います。こちらはフルート用」と、演奏制作部の石井康さん。
長年使われている楽譜カード。現在はその多くをデータ化したが、カードの一部は今も現役。

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