2027年1月放送予定のドラマ10「デンジャラス」。
日本を代表する作家・桐野夏生さんが、文豪・谷崎潤一郎に挑んだ同名小説をドラマ化します。主演は、谷崎の代表作『細雪』の主人公のモデルとなった重子を演じる吉岡里帆さん。重子の姉で谷崎の妻・松子を中村ゆりさん、そして谷崎潤一郎をオダギリジョーさんが演じます。

文豪を取り巻く魅力的な女性たちの“こじらせた自我”を鮮烈に描き出した原作の世界を、現代的なエンターテインメントとして映像化。愛と執着、嫉妬と憧れが複雑に絡み合う人間ドラマをお届けします。

このたび、新たに6人の出演者が発表されたほか、メインライターの長田育恵さんに加え、新たな脚本家と音楽担当も決定しました。


千萬子ちまこ役/上白石萌歌

谷崎家に新たな風をもたらす若き嫁。
夫は、松子(中村ゆり)の前夫との息子で、のちに重子(吉岡里帆)の養子となる清一。結婚後、重子や谷崎(オダギリジョー)、松子らの暮らすせんかん亭に住むことになる。そうめいで、ハッキリものを言う千萬子を谷崎はおもしろがり、次第に関係性が深まっていく。


なべひろし役/宇野祥平

重子の夫。
徳川家と血縁のある旧津山藩松平家の三男で、元華族。高学歴な上、留学経験もあるという。谷崎の勧めもあり、重子は結婚に踏み切るが、田邊にはある隠し事があった。


のぶ役/片岡凜

松子、重子の妹。
裏表がなく、奔放で恋多き女性。姉妹の関係を揺るがす事件を起こす。
なかなか結婚しない姉・重子にプレッシャーをかける一面も。


清一せいいち役/井上祐貴

松子の前夫との息子。のちに重子の養子となり、千萬子と結婚する。
両親の離婚後は、父親に引き取られ、重子とも疎遠になるが、大学進学時に、田邊と重子の新居に下宿することになる。


美恵子みえこ役/芋生悠

松子の前夫との娘で、清一の妹。
両親の離婚後は、母・松子に引き取られ、清一とは違う道をたどる。物静かだが、芯のある女性。


松平康秋やすあき役/菅原大吉

重子の夫・田邊弘の兄。
旧津山藩松平家の家督を継ぐ、貴族院議員。性のない弟を要所要所で手助けする。


メインライターの長田育恵さんに加え、新たな脚本家が決定!

◆米内山陽子

【プロフィール】

よないやま・ようこ

演劇ユニット・チタキヨで作・演出を担当。NHKでは夜ドラ「ひらやすみ」(2025)の脚本を担
当。同作は、第52回放送文化基金賞ドラマ部門最優秀賞、演技賞(岡山天音さん、森七菜さん)
を受賞した。

◆高羽彩

【プロフィール】

たかは・あや

タカハ劇団主宰・劇作家・演出家・俳優。脚本を手掛けたWOWOW連続ドラマ「東京貧困女子。-貧困なんて他人事だと思ってた-」(2024)は第14回衛星放送協会オリジナル番組アワー
ドドラマ部門最優秀賞を受賞した。NHKではよるドラ「ここは今から倫理です。」(2021)等の
脚本を担当。

◆松本優紀

【プロフィール】

まつもと・ゆき

第1回日テレシナリオライターコンテストで審査員特別賞受賞。脚本デビュー作となった日本テ
レビ日曜ドラマ「ぼくたちん家」(2025)は、第63回ギャラクシー賞奨励賞を受賞した。NHK
のドラマの脚本は今回が初めてとなる。


音楽は三宅純さんに決定しました!

【プロフィール】

みやけ・じゅん

ジャズをルーツに、異種交配の限りを尽くし、時代に欠落した音楽を作ることを目指して映画、CM、ダンス、舞台、ドキュメンタリーなど様々さまざまなジャンルの作品に楽曲を提供してきた世界的な作曲家。主要楽曲を提供した『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』は米英アカデミー賞にノミネート、ヨーロッパ映画賞でベスト・ドキュメンタリー賞を受賞。オリジナル・アルバムの直近4作がドイツ音楽批評家大賞を受賞、2016年8月のリオ・オリンピック閉会式における「東京プレゼンテーション」では、前代未聞のアレンジによる「君が代」が話題となった。NHKのドラマでは、「浮世の画家」「雪国―SNOW COUNTRY―」の音楽を担当。


ドラマ10「デンジャラス」(全10話)

2027年1月~総合で放送予定
NHK ONEでの同時・見逃し配信予定 (ステラnetを離れます)

【あらすじ】

大阪・船場の資産家令嬢、重子(吉岡里帆)と松子(中村ゆり)は、まるで月と太陽のように対照的
な姉妹。明るく華やかな松子に対し、重子は楚々そそとして控えめ。だが、重子は気づいていた。自らの心の内に、怪物のような自分がいることを。
昭和2年。重子と松子は、ある男と出会う。それは官能的な小説を書く「危険な男」、谷崎潤一郎(オダギリジョー)であった。ダンスホールで谷崎と踊ることになる姉妹。そこで、重子は確信してしまう。
「この世でただ一人、この人だけは、本当の私を見抜いてくれる」と――。

原作:桐野夏生『デンジャラス』
脚本:長田育恵、米内山陽子、高羽彩、松本優紀
音楽:三宅純
出演:吉岡里帆、上白石萌歌、宇野祥平、片岡凜、井上祐貴、芋生悠、菅原大吉、中村ゆり、オダギリジョー ほか
制作統括:板垣麻衣子、訓覇圭(NHKエンタープライズ)、石澤かおる(NHK)
プロデューサー:岡宅真由美(アバンズゲート)、村田有里(NHKエンタープライズ)
演出:黒崎博、田中健二(NHKエンタープライズ)