武術の心得がある「武術翻訳家」岡田准一と、格闘技通のケンドーコバヤシがMCをつとめる、NHKの武術トークバラエティー「明鏡止水」。
2021年に特番としてスタートし、毎回一流の武術家たちが熱いトークと秘伝の技を披露。古武術、現代格闘技はもちろん、夏季・冬季オリンピック、ラグビー、野球など、様々なスポーツのトップアスリートによる身体操作の秘密にも武術の視点で迫ってきた。

今回は、「武術の王道」に回帰する。大河ドラマ「豊臣兄弟!」の物語が天下統一にむけてダイナミックに進んでいくタイミングに合わせ、「豊臣兄弟の時代」の戦い方を徹底解剖。甲冑武者の集団戦を再現する。
加藤清正が使ったと言われる鍵槍の戦闘法を披露。剣術からは、立花宗茂や大友宗麟が学び九州で大流行したタイ捨流、将軍・足利義昭も学んだ塚原卜伝の太刀の流れをくむ卜傳流、刃長約3尺3寸の刀を自在に抜刀する神夢想林崎流が登場。名門流派の女性剣士たちも腕の冴えを見せる。戦国武術を骨太にとことん味わい尽くす至福の45分間。
ゲスト:太田博久(ジャングルポケット)
武術家:小山隆秀(卜傳流剣術)/前原一教(佐分利流槍術)/宮内一(笹森順造直伝兵法 神夢想林崎流)/横山雅始(日本甲冑合戦之会)
【岡田准一さんのコメント】

大河ドラマに登場する戦国武将たちがどういう目線で合戦を見ていたのか。この番組を見ていただければ少しだけわかるかもしれません。戦国の世は1対1で強ければ武将になれたわけではなく、状況把握ができて戦術がわかり、人格も優れていて初めて一人前の武将だったと思うんです。そういう有り様は先生方のたたずまいからも感じ取れると思いますし、達人の生き様の素晴らしさまで伝わる回になったと思います。合戦ってどうしても乱戦シーンが多いので、今日の収録のように戦術を見せられることは稀ですよね。乱戦ってどうにもならなくなって起こることなので、実際の合戦とは違う。お芝居でもめったに見られない戦術を取り上げられて嬉しかったですね。
【ケンドーコバヤシさんのコメント】

この番組は本来これですよ、っていう回でしたね。乱世の時代、足軽は辛かったやろなと思いましたね。戦に行けって言われて行く。で、長い槍で敵を上から叩く技だけを覚える。1対1の決闘ならね、肚をくくれることもあるでしょうけど、想像だけど、なんかわからんうちに心の準備をする間もなく弓矢が落ちてきて死んでいくこともあったやろなみたいな。それってすごい嫌ですよね。達人・宮内先生に足を踏まれたけど、本当にね、長年修行されてきたあの姿勢の良さならではなんでしょうね。動けないんですよ。79歳の人が他人を組伏せて手のひら踏んで動けなくする。いやすごいと思う。逆に19歳ではあんな風には動けないですよ。それが武術なんだと思うんですよね。
「明鏡止水 戦国の武」
8月19日(水) 総合 午後10:00~10:45
※NHK ONEでの同時・見逃し配信予定 (ステラnetを離れます)
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