殺人の容疑をかけられた大学生が“アリバイの証人”を探すために向かったのは日本最大級のスキー場! それを追うのは、容疑者の極秘捜査を任された所轄の刑事。
大学生VS所轄の刑事VS警視庁本部の予測不能な物語がこの冬開幕する!!

「雪煙チェイス」は東野圭吾の人気サスペンスを原作に、細田佳央太とムロツヨシがW主演をつとめるスペシャルドラマ。今回、東京パートの登場人物として、吉田鋼太郎、八嶋智人、高橋ひとみ、白洲迅、平泉成の出演が新たに発表された。

吉田鋼太郎・八嶋智人は、ムロツヨシ演じる所轄署の刑事・小杉の上司。高橋ひとみ・白洲迅は、所轄署と対立する警視庁捜査一課のメンバー。平泉成は、細田佳央太演じる大学生・竜実のアルバイト先の雇い主役を演じる。
さらに、山下容莉枝、六平直政、なえなの、丈太郎、伊藤修子、高野正成(きしたかの)の出演が発表され、予告編も公開された。

さまざまな登場人物がどのように“チェイス”に絡み、どのような展開が繰り広げられるのか?
手に汗握るチェイスの行方に乞うご期待!


東京パートの出演者の皆さん

大和田課長役・吉田鋼太郎

三鷹北署の刑事課長。警部。
警視庁捜査一課の花菱管理官とは警察学校の同期で、犬猿の仲。
花菱に手柄を横取りされたくないと思っている。


南原係長役・八嶋智人

三鷹北署の刑事課の係長。 小杉の直属の上司。
小杉から殺人事件の容疑者・脇坂竜実が里沢温泉スキー場に向かったという情報を聞く。
上司の大和田と結託し、捜査一課より先に容疑者を捕まえるよう小杉にスキー場での極秘捜査を命じる。


花菱管理官役・高橋ひとみ

警視庁捜査一課の管理官。警視。
三鷹北署の大和田刑事課長とは警察学校の同期で、犬猿の仲。
特別捜査本部の陣頭指揮にあたる。


中条役・白洲迅

警視庁捜査一課のメンバー。花菱管理官の部下。
特別捜査本部では、当初小杉とバディを組むことになる。
キャリア組のエリートで、プライドが高い。


福丸陣吉役・平泉成

殺人事件の容疑者・脇坂竜実のアルバイト先の雇い主。
しば犬のペロの散歩を竜実に任せており、竜実のことをかわいがっていた。


予告編公開!

放送に先駆けて予告編をNHKドラマHPにて公開します!※ステラnetを離れます


【チーフ演出・一色隆司ディレクターのコメント】

お届けできる喜びをかみしめながら……3年をかけて制作したこの作品、雪山が舞台ということで、準備や撮影は想像以上に大変でした。しかも、演出である自分がスキーができないとなるとなおさらに……(スタッフの皆さんのおかげで何とか乗り越えられました!)

東野圭吾スペシャルドラマということで、ミステリーと言いながらも随所に感動をちりばめて、明るく、楽しく、元気よく物語が進んでいくという、お正月ドラマにふさわしい内容になっています。これでもかというぐらい豪華なキャストを惜しみなく集めて完成した東野圭吾スペシャルドラマ「雪煙チェイス」見ないと損です! ぜひお楽しみください!


【加地源一郎プロデューサーのコメント】

東野圭吾先生の『雪煙チェイス』を始めて読んだ時、鮮明に描かれたスキー場や滑走中の描写と予測できない雪山でのチェイスの面白さにどんどん引き込まれていきました。読めば読むほど、そして物語の舞台のモデルとなった野沢温泉村に足を運ぶたびに、物語の世界に心を奪われていきました。そんな世界を映像化するため、刻々と表情を変える極寒の雪山に向き合って撮影を行いました。タイトルに“雪煙”とあるように、まさしくいたるところに雪煙が舞っています!

そして、物語のベースには、友情や家族の絆、地域への思い、“誰かを信じる”というテーマが流れています。そんなさまざまな登場人物の思いが交差し、物語は予想外の展開を迎えます。お正月の夜放送です!
すてきなキャストの皆様にお集まりいただきました! それぞれの登場人物たちに思いをはせながら、手に汗握るサスペンスエンターテインメントをお楽しみください!


東野圭吾スペシャルドラマ「雪煙チェイス」(前編・後編 2夜連続放送)

2026年1月2日(金)・3日(土)総合/BSP4K 午後10:00~11:13
NHK ONEでの同時・見逃し配信予定

【あらすじ】

大学生の脇坂竜実(細田佳央太)は、身に覚えのない強盗殺人の容疑をかけられていた。被害者は、竜実がアルバイトで通っていた一軒家の主人(平泉成)。竜実には犯行時刻に、殺害現場から遠く離れた新月高原スキー場にいたというアリバイがあった。しかし、スキー場には1人で行っていたためにアリバイを証明してくれる人物はいない。証人の心当たりは、スキー場で出会った女性スノーボーダーだけだが、素性も名前さえもわからず、手がかりは、「明日以降、里沢温泉スキー場で滑る」という言葉だけだった。
竜実が友人で法学部に通う波川(醍醐虎汰朗)に相談すると、「このまま警察に連行されると無実の罪で捕まるかもしれない」と助言を受ける。竜実は、謎の女性ボーダーに自分のアリバイを証言してもらおうと、波川とともに里沢温泉スキー場へ向かい、彼女の捜索を開始する。彼らは、スキー場のパトロール隊員(前田公輝)や関係者たちの協力を得つつ、少しずつアリバイの証人に近づいていくのだが……
そのころ東京では、警察庁本部と所轄署との特別捜査本部が開設されていた。所轄の刑事・小杉(ムロツヨシ)は、竜実が里沢温泉スキー場に向かったという情報をつかむ。すると、“本庁を出し抜き所轄で手柄を取りたい”と考える上司(吉田鋼太郎・八嶋智人)から、里沢温泉スキー場で竜実たちの極秘捜査をするよう命じられてしまう。刑事であるということを隠して、部下の白井(恒松祐里)とたった2人でスキー場に向かった小杉は、偶然知り合った元スキー選手の居酒屋のおかみ(仲間由紀恵)の協力を得て、竜実たちの捜索を開始する。一方、警視庁本部(高橋ひとみ・白洲迅)も竜実たちの行方をつかみつつあった。広大な雪山を舞台にした“チェイス”の火ぶたが切られるのだった。

原作:東野圭吾『雪煙チェイス』
脚本:森ハヤシ
音楽:大間々昂
出演:細田佳央太、ムロツヨシ、醍醐虎汰朗、恒松祐里、前田公輝、武田玲奈、白洲迅、中山優馬、小林涼子、高田夏帆、吉田健悟、なえなの、丈太郎、六平直政、山下容莉枝、伊藤修子、高野正成/平泉成、高橋ひとみ/八嶋智人、吉田鋼太郎、仲間由紀恵 ほか
制作統括:木次谷良助(東映東京撮影所)、高橋練(NHKエンタープライズ)、磯智明(NHK)
プロデューサー:加地源一郎(NHKエンタープライズ)、吉崎秀一(東映東京撮影所)
演出:一色隆司、船谷純矢(NHKエンタープライズ)