天下人・豊臣秀吉の知られざる大事業、「京都改造」。応仁おうにんの乱で荒廃した都をよみがえらせ、今の京都を生み出したのは、実は秀吉だった!
京都育ちの俳優・佐々木蔵之介さんが、最新調査で明らかになった“秀吉の京都改造の跡”をたどります。高精細CGでよみがえる壮大な「秀吉の京都」を初公開します。

また、ナレーションは、佐々木さんと同じ京都出身の吉岡里帆さん。吉岡さんは、現在放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」で秀長の妻・ちかを演じます。


最新調査でわかった“秀吉の京都”! 豊臣家の将来をかけた秘策“幻の城”京都新城

聚楽第

平安時代以来の都を、大改造してよみがえらせた豊臣秀吉。都の西に築いた巨大城郭・聚楽第じゅらくていから出土した金箔きんぱく瓦を調べると、信長を超えようとする驚きの仕掛けがあることが分かった。東の玄関口には、奈良・東大寺を上回る大仏と大仏殿を建立。さらに京都全体を総延長23キロの長大な土塁で囲み、その中に大勢の民衆を移住させた。今も京都のあちこちで見られる町屋の基礎は、秀吉が作ったものだ。

ところが、大陸への侵攻、おい秀次ひでつぐの自刃と一族の処刑など、晩年の豊臣政権の動揺を映し出すかのように、京都の景観は変化していった。秀吉の死の前年、御所のすぐ隣に築かれたのが、「京都新城」。これまで幻の城とされてきたが、京都御苑ぎょえんの中で進む最新の調査から実在したことが判明、築城の狙いも浮かび上がってきた。京都新城に隠された、豊臣家の将来をかけた秀吉の秘策とは?

わずか10年あまりで、新しい都をつくりあげた秀吉。変貌する戦国の京都に刻まれた、豊臣家の栄光と挫折の物語に迫る。


【大河ドラマ「麒麟がくる」で秀吉を演じた番組ナビゲーター:佐々木蔵之介さんのコメント】

私は京都出身で、大河ドラマでも秀吉を演じさせていただいたこともありましたが、今回の旅は知らないことばかりで、とても勉強になりました。秀吉の晩年、およそ10年の出来事なのですが、京都をここまで改造していったのかと、驚くことばかりで。巨大な大仏を造ってランドマークにし、皆がそこに目を向けるようにしたことや、京都の街を“実験”のように形づくっていった部分もあって、新たな京都の見方をさせていただきました。視聴者の皆さんも、今まで見たことも、感じたこともない京都を体験できるのではないかと思います。


NHKスペシャル「秀吉と京都の秘密 ~最新探査 豊臣家の興亡~」(仮)

3月29日(日) 総合 午後9:00~9:49
NHK ONEでの同時・見逃し配信予定(ステラnetを離れます)