ドラマの出演者やスタッフが「この回のあの人、あのシーン」について語ったコメントを不定期で配信するコーナー。今回は、大家直美役の上坂樹里さんから、第13回の振り返りをご紹介!


上坂樹里さん振り返り

――直美は大山おおやま捨松すてまつ(多部未華子)にお願いをし、鹿鳴館ろくめいかんで働くことになりました。捨松役の多部さんの印象は?

たたずまいが、かっこいいです! リハーサルで初めてお会いしたのですが、とても物腰が柔らかくて「撮影、大変じゃないですか?」と、優しく気遣ってくださって。もう「私に話しかけてくれて、ありがとうございます!」という気持ちになりました(笑)。撮影中はとても穏やかな方なのに、本番が始まるとお芝居に圧倒されるし、直美と同様に私も引っ張っていってもらっています。

捨松さんも英語を話すので、英語指導の先生が一緒なんです。私は出演が決まってクランクイン前から英語の稽古をやっていたので、多部さんは先生から「直美さんは、いっぱい稽古して頑張っているんだよ」と言われたらしくて。逆に私は、多部さんが英語稽古を始められたときに先生から「捨松さんはとても英語が上手だよ」と。お互いにプレッシャーをかけられていた、ということが後で発覚しました(笑)。

―――鹿鳴館のセットも素晴すばらしかったそうですね。

セットが、本当に素晴らしくて。映像を見てもらえたら「風、薫る」の世界にもっと入り込んでもらえるんだろうな、と感じながら撮影していました。

あとセットのことで言うと、直美がずっと住んでいる長屋で、直美の部屋の障子に、破れた障子代わりに英字新聞の切り抜きが貼ってあるんです。それを見つけた時にすごく感動してしまって。直美は生きづらい世界から抜け出すためにアメリカに行くことを願っている女の子なので、細かいところまで作り込まれていることに感動しました。そういう細かいところも視聴者の皆様にはぜひ見ていただけたらいいなと思います。