ドラマの出演者やスタッフが「この回のあの人、あのシーン」について語ったコメントを不定期で配信するコーナー。今回は、脚本・吉澤智子さんから第48回の振り返りをご紹介!
脚本・吉澤智子さん振り返り

――りん(見上愛)たちとコミカルなやり取りをしていた丸山忠蔵(若林時英)が大学病院を退院して、直美(上坂樹里)の住んでいた長屋で暮らすことになりました。
あの丸山忠蔵というキャラクターは、私が個人的に参考にした人物がいて、相馬愛蔵さんという方をモチーフにしているんです。明治生まれの実業家で、新宿の老舗カレー店として有名な食品メーカーの創業者でもあります。彼が病気で入院した際に、大関和さんに看護されていたという史実があったので、それをヒントに、特徴的なキャラクターとしてドラマに登場させました。
愛蔵さんは社会的弱者の味方として知られ、実際にはパン販売店を買い取るのですが、ドラマではそのとおりには描かず、アレンジしているので、大山捨松(多部未華子)や清水卯三郎(坂東彌十郎)のように同じ名前にはしていません。ですが、忠蔵もまた時代を象徴するような人物として、描ければいいなと思っています。
