現在放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」は、豊臣秀長(仲野太賀)を主人公に描く、夢と希望の下剋上げこくじょうサクセスストーリーです。
天下人・豊臣秀吉(池松壮亮)の弟である秀長は「もし秀長が長生きしていれば、豊臣家の天下は安泰だった」とまで言われた天下一の補佐役でした。その秀長の目をとおして、天下統一という偉業を成し遂げた“豊臣兄弟”の奇跡を追います。

このたび、第37回(9月27日放送)・38回(10月4日放送)「大和郡山編」では、秀長が領国で自分ならではの治世を実現していく姿が活写されます。今回は、その過程で秀長と深くかかわる市井の人々を演じるキャストが発表されました。

各出演者のコメントが届きましたので、役柄とあわせて紹介します。


狩野かのう永徳えいとく/片岡鶴太郎

<大河ドラマ出演歴>
太平記(1991年) 北条高時 役
毛利元就(1997年) 井上元兼 役
元禄繚乱(1999年) 英一蝶 役
篤姫(2008年) 岩倉具視 役
軍師官兵衛(2014年) 小寺政職 役
麒麟きりんがくる(2020年) 摂津晴門 役
べらぼう〜つたじゅうえい華乃がのゆめばなし〜(2025年)鳥山石燕 役

狩野派の絵師。織田信長や豊臣秀吉に仕え、安土城や聚楽第じゅらくてい、大坂城などの障壁画を描いた。代表作に「洛中洛外図屏風びょうぶ」「唐獅子図屏風」など。

【片岡鶴太郎さんのコメント】
――オファーを受けたときの率直な思いを教えてください。
狩野永徳という、歴史に名を残す偉大な絵師を演じる機会をいただき、大変光栄に思いました。
私自身も長年、絵画、書を描いてきましたので、絵師として永徳が生きた時代や、どのような思いで作品を生み出していたのかということに、とても興味を持ちました。
また、昨年の大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」でも絵師・鳥山石燕とりやませきえんを演じ、今回も狩野永徳という絵師を演じることになり、不思議なご縁を感じています。
同じ「絵師」という役柄でも、石燕と永徳では生きた時代も立場も大きく異なります。
今回はどのような永徳を表現できるのか、私自身も楽しみにしながら演じさせていただきました。

――今作の永徳を演じるにあたり、意識したことがあれば、教えてください。
狩野永徳は、織田信長や豊臣秀吉に仕え、安土城や大坂城などの障壁画を手掛けた、まさに時代を代表する絵師という印象があります。特に、若くして才能を認められ、権力者たちの求めるものに応えながら、自らの表現を追求していったところに、絵師としての強さを感じています。
今回演じるにあたっては、単に「歴史上の有名な絵師」を演じるのではなく、一人の表現者として永徳を捉えたいと思っています。
絵を描く人間だからこそ感じられる、創作に対する情熱や、作品に向き合う時の集中力、そして絵師としての誇りのようなものを大切にしながら演じました。


才蔵さいぞう/間宮祥太朗

<大河ドラマ出演歴>
麒麟がくる(2020年) 明智左馬助 役

筆屋の主人。筆づくりの腕は確かで、元は奈良に店を開いていたが、ある決意を胸に大和郡山で新たに商いを始める。

【間宮祥太朗さんのコメント】
――オファーを受けたときの率直な思いを教えてください。
以前「あさイチ」に出演した際、太賀に会いに「豊臣兄弟!」のスタジオにお邪魔をしたのですが、その時にプロデューサーの方とご挨拶させていただき、何かあれば是非ぜひ声を掛けてくださいとお伝えしました。オファーがあったと聞いた時は、その何かが見つかってよかったと思い即答で快諾させていただきました。
古くからの友人である仲野太賀主演の大河ドラマ、遠くから応援するだけでなく少しでも関わる事ができてうれしく思っています。

――才蔵を演じるにあたり意識したこと、秀長役・仲野太賀さんとの共演で感じたことがあれば、教えてください。
ポイントでの出演となるので才蔵を通して秀長がどういった人物であるのかがより浸透するように演じられればいいなと思っていました。
自分の出演回の監督はその回で監督デビューをされる方だったのですが、太賀が演技のアイデアを出しつつ、撮りたいものを存分に撮ってくださいと言っていたのが印象的です。
目を合わせて芝居をしているときには、この作品の主演を務めている覚悟のようなものを感じました。


石川清いしかわせい兵衛べえ/伊藤健太郎

<大河ドラマ出演歴>
光る君へ(2024年) 双寿丸 役

大和郡山の興福寺領にある村の庄屋。仏罰を恐れ、田の広さに見合わない額の年貢を興福寺に納めてきたが……。

【伊藤健太郎さんのコメント】
――オファーを受けたときの率直な思いを教えてください。
仲野太賀さんには昔からお世話になっていて、「豊臣兄弟!」の主演をやられると知った時に是非ご一緒したいと思い全体オーディションを受けさせていただきました。今回ご縁をいただき、ご一緒にできた事、非常に嬉しかったです。

――清兵衛を演じるにあたり意識したこと、秀長役・仲野太賀さんとの共演で感じたことがあれば、教えてください。
数少ないシーンの中で石川清兵衛のパーソナルな部分を表現しなければいけなかったので、難しさももちろんありました。
そんな中、太賀さんと監督と話し合いひと言セリフを追加するなどして石川清兵衛のバックボーンが深く感じられるようにしてくださったので、さらに深く清兵衛のざまを表現出来たかなと思います。


盤覚ばんかく/坂口涼太郎

<大河ドラマ出演歴>
べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜(2025年) 中山富三郎 役

興福寺一乗院の坊官(在俗の僧侶)。大和の国主となった秀長に、興福寺の使者として謁見する。

【坂口涼太郎さんのコメント】
――オファーを受けたときの率直な思いを教えてください。
こどもの頃に見ていた大河ドラマで私がときめいていたのは盤覚のような役だったのでとても嬉しかったです。
私をときめかせてくれた偉大な先輩方にリスペクトを込めて、私も誰かをときめかせることができるように全力で挑もうと思いました。

――盤覚を演じるにあたり意識したこと、秀長役・仲野太賀さんとの共演で感じたことがあれば、教えてください。
興福寺にある私が好きな仏像のお姿や表情をお芝居に全部詰め込みました。仏像がお好きな方に気づいていただけたら幸いです。
今回の私のテーマは「とにかく太賀さんに楽しんでいただきたい」ということだったので、モニターを見て「盤覚おもろいなー。わっはっは」と笑ってくださったときは「本望!」と思いました。


2026年 大河ドラマ「豊臣兄弟!」

毎週日曜 総合 午後8:00~8:45/翌週土曜 午後1:05~1:50(再放送)
毎週日曜 NHK BS 午後6:00~6:45
毎週日曜 BSP4K 午後0:15~1:00/午後6:00~6:45(再放送)

【物語】
尾張中村の貧しい農家に生まれた小一郎(のちの豊臣秀長/仲野太賀)は、田畑を耕し土とともに生きる暮らしに満足しながら、平穏な日々をすごしていた。ある日、音信不通の兄・木下藤吉郎(のちの豊臣秀吉/池松壮亮)が意気揚々と姿を見せる。若き戦国武将・織田信長(小栗旬)に仕官して大出世を目指しており、小一郎に自分の家来になって欲しいと願い出る。
城下町の清州に出てきた小一郎は主君・信長と運命的な出会いを果たす。そして、ついに「桶狭間の戦い」の火ぶたが切られる。信長の奇跡の大勝利に、武士として生きていく覚悟を決めた小一郎だが、それはピンチと苦労の連続の始まりだった――。
戦国乱世を舞台に、熱い兄弟が夢と希望を胸に突っ走る、奇跡の下剋上サクセスストーリー!

作:八津弘幸
音楽:木村秀彬
語り:安藤サクラ
出演:仲野太賀、池松壮亮、吉岡里帆、浜辺美波、坂井真紀、宮澤エマ、倉沢杏菜、井上和、高橋努、佳久創、山田涼介、松下洸平、大東駿介、谷原章介、吉岡秀隆 ほか
時代考証:黒田基樹、柴裕之
制作統括:松川博敬、堀内裕介
プロデューサー:高橋優香子、舟橋哲男、吉岡和彦(展開・プロモーション)、国友茜(広報)
演出:渡邊良雄、渡辺哲也、田中正、酒井悠、石川慎㆒郎、工藤隆史、廻田博思、渡邉昭寛

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