『すぐ死ぬんだから』『今度生まれたら』に続く、内館牧子原作の「老後」小説のドラマ化第3弾。今回は、老人と若者、それぞれが抱える本音や葛藤に鋭く切り込みます。
主人公・戸山福太郎(伊東四朗)は、会社を娘の夫に譲ったにもかかわらず、毎日のように出勤し、かつての手柄話を繰り返すなど“老害”行動の連続――。埼玉県川越市の近くの街に住む一家を中心に、福太郎と近所の老人5人による“老害六重奏”がコロナ禍に巻き起こす騒動と、家族たちの群像劇です。
老害をまき散らす老人たちと、それにうんざりする若年層。世代を超えて、それぞれの本音がぶつかり合った先に見えてくるものとは……。
10月24日(土)からの地上波放送を前に、主演の伊東四朗さんからコメントです。
主人公・戸山福太郎役 伊東四朗

【伊東四朗さんのコメント】
「老害の人」を地上波デジタルで放送されると聞いた時、私、ピンときませんでした。「2年半前にNHK BSで放送されたドラマです」と聞いて、あぁそう言えばと頭の中で、どんどん繋がっていきました。80歳を過ぎてからと言うもの最近のことは、まさに瞬く間に記憶から消えていきます。
若い人を相手に思うままに振る舞い、振り回す役が回って来た!ドラマの主人公・戸山福太郎は、今の私にピッタリ、とばかりに楽しく演じたことを思い出しました。
そしてあれから2年半。最近の私は、補聴器の片方をなくしたり、眼鏡の度が合わず、台本が読めなかったり、熱中症で倒れたり等々。とにかく周りに世話をかけまくる日々。
「今なら、もっと福太郎にふさわしいぞ!」と内心、胸を張りながらドラマを楽しめそうです。
【ものがたり】
すごろくやカルタ、ボードゲーム製作販売会社・雀躍堂の前社長・戸山福太郎(伊東四朗)は、娘(夏川結衣)の夫(勝村政信)に社長を譲ってからも出勤し、誰彼かまわず捕まえては同じ手柄話をくり返す。父親の老害に、ある出来事から耐えきれなくなった娘が、とうとう現実社会ではまず言えない本音をたたきつける。父親は反省し、その寂しそうな姿に娘は言い過ぎたと落ち込むが、福太郎は逆襲を企んでいた。近所の老人5人と手を組み、若年層が理想の老後像だと押し付ける趣味や挑戦などの「自分磨き」ではない、誰かの役に立つ自分を求めて行動を起こす。コロナ禍の老人たちと、家族や社員や近所の人たちまで巻き込み、それぞれの立場や本音が入り乱れながらも、互いになにかを感じ始め、自分たちの足元を見直す人々のリアルバトルドラマ。
土曜ドラマ「老害の人」(全5話)
10月24日(土)放送スタート
毎週土曜 総合 午後10:00~10:49
※NHK ONEでの同時・見逃し配信予定 (ステラnetを離れます)
10月28日(水)放送スタート
毎週水曜 総合 午前0:35~1:24(火曜深夜)(再放送)
※第1回の再放送のみ10月28日(水) 総合 午前0:50~1:39(火曜深夜)
【初回放送】2024年5月5日~6月2日 NHK BS「プレミアムドラマ」にて放送
原作:内館牧子『老害の人』
脚本:真辺克彦、小嶋健作、大島まり菜
音楽:安川午朗
出演:伊東四朗、夏川結衣、勝村政信、前田吟、日色ともゑ、小倉蒼蛙、白川和子、羽田美智子、望月歩、木竜麻生、田島令子、高橋惠子、三田佳子 ほか
制作統括:遠藤日登思(アミューズ)、小松昌代(NHKエンタープライズ)、磯智明(NHK)
演出:松岡錠司
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