2025年秋にスタートする岡山天音さん主演の夜ドラ「ひらやすみ」は、真造圭伍さんによる同名漫画のドラマ化です。

このたび、主人公・生田ヒロト(岡山天音)のいとこで、美大入学のために上京してきたなつみ役に森七菜さん、そしてヒロトが偶然出会う不動産会社勤務のよもぎ役に、吉岡里帆さんが出演することが発表されました。

森さんは、もともと『ひらやすみ』の読者で、実写化するなら出演したいと願っていたという原作ファン。吉岡さんは、以前に『ひらやすみ』の原作者・真造圭伍さんの短編を読んで心に留まっていたことから出演を決めたという縁も。

舞台は、東京・阿佐ヶ谷の平屋。そこに住むのんびり屋の主人公・ヒロト(岡山天音)と、彼と一緒に暮らす負けず嫌いのいとこ・なつみ(森七菜)、そしてちょっぴり心に余裕がない日々を送るよもぎ(吉岡里帆)……。3人と、そして『ひらやすみ』が描く世界の住人たちが織りなす物語です。

今年に入ってからも複数の話題作で、見る人に強い印象を残す森七菜さんと、大河ドラマ「豊臣兄弟!」への出演も決定している吉岡里帆さんからコメントが届きました。


【あらすじ】
生田ヒロト(岡山天音)、29歳、フリーター。元俳優で、いまは定職なし、恋人なし、普通ならあるはずの? 将来の不安も一切ない、お気楽な自由人です。そんな彼は、人柄のよさだけで、仲良くなった近所のおばあちゃん・和田はなえから、一戸建ての平屋を譲り受けることに。そして、山形から上京してきた18歳のいとこ・小林なつみ(森七菜)と2人暮らしを始めました。不動産会社勤務で仕事熱心な立花よもぎ(吉岡里帆)をはじめ、彼の周りには生きづらい“悩み”を抱えた人々がいつのまにか集まってきて……。


小林なつみ役 森七菜

【森七菜さんのコメント】

平屋で送るなんでもない普通の毎日。だからこそ笑ったり泣いたり、さいな機微が輝いて、特別な日々になっていく。
そんな様が本当にあたたかくて、大好きな作品です。
なつみも大好きなキャラクターゆえに体現するのは少しプレッシャーがありますが、漫画の一コマ一コマ、その間もぴったり埋めていくように世界を広げて原作のファンの方にもまた新しくひらやすみを楽しんでいただけるように努めたいと思います。
平日夜の15分間、よかったら私たちのひらやに遊びに来てください。


立花よもぎ役 吉岡里帆

【吉岡里帆さんのコメント】

「ひらやすみ」でよもぎ役を演じさせていただくこととなりました。“平屋”と“お休み”がかかっているタイトルが既に最高ですよね。「ひらやすみ」は、ヒロトとなっちゃんの織りなす“人生急ぎ過ぎないスタイル”が、ちょっと自分も休んでも良いかもと癒しと大事な気付きをくれる作品です。
私は真造圭伍先生の『台風の日』という作品が大好きで、上京する際に大事に持って来た思い出があります。なので今作に参加できて大変うれしく思っています。
日々に追われ、頑張り過ぎてしまう方達にぜひ見ていただけたら。


【制作統括・坂部康二さんのコメント】

漫画『ひらやすみ』を読んだとき、ドラマ化するならこのひとに演じてもらいたい! と思った方々が出演してくれています。みなさん原作の『ひらやすみ』にリスペクトをもっていて、そんな原作と原作者の真造圭伍さんが結んでくれた縁をもとに、スタッフもキャストも、よいドラマをつくろうと制作を続けています。

岡山天音さんも、森七菜さんも、吉岡里帆さんも、漫画から飛び出したような、それでいて「現実」の世界をちゃんと生きているという、絶妙な難しいお芝居で。それが、どこかにありそうで、でもなさそうで、やっぱりあるかも……という「ひらやすみ」の世界にぴったりだと思っています。
「実写」ならではの「ひらやすみ」をお届けできたらと願っていますので、秋まで、いましばらくお待ちください。


夜ドラ「ひらやすみ」(全20回/5週)

2025年秋放送スタート
毎週月曜~木曜 総合 午後10:45~11:00

原作:真造圭伍
出演:岡山天音、森七菜、吉岡里帆ほか
脚本:米内山陽子
演出:松本佳奈、川和田恵真、髙土浩二
制作統括:坂部康二、熊野律時
プロデューサー:大塚安希