ドラマの出演者やスタッフが「この回のあの人、あのシーン」について語ったコメントを不定期で配信するコーナー。今回は、レフカダ・ヘブン役のトミー・バストウさんから、第5週の錦織にしこおり友一(吉沢亮)とのやりとりについての振り返りをご紹介!


トミー・バストウさん振り返り

──共演シーンが多い、通訳の錦織役を演じる吉沢亮さんの印象はいかがでしょうか?

亮さんは素晴すばらしい人で、気も合います。大変な人気俳優でいらっしゃいますが、僕にも普通に接してくれて、ありがたいですね。とても謙虚で、地に足がついていて、話しやすいです。実は、ゲーム好きだという共通点も見つけました。好きなゲームでつながれるなんて面白いですよね。日本とイギリスの文化の違いについても、いろいろ話しました。僕は日本語を、彼は英語を勉強しているので、お互いに助け合っていますよ。

同様に、彼が演じる錦織さんも、ヘブンにとっては大きな助けとなる人物です。2人の、美しいシーンが今週の放送でありましたよね(第5週第25回)。ヘブンが実は教師ではなく新聞記者だということが判明した時、彼はヘブンを責めることなく受け入れてくれます。あれは、仕事上の関係だけでなく、同じ人間として、初めて2人が言葉を交わしたシーンなんです。

日本を愛してはいるものの、話し相手がいないと感じているヘブンにとって、まず言語でコミュニケーションが取れることは安心だし、そのうえ、心を開いて自分を理解してくれる人がいるということは、間違いなく重要です。これから先も2人の絆が深まっていけばいいなと思っています。