横溝正史の『悪魔の手毬唄』は、これまで何度も映像化されてきた人気小説ですが、この度NHKで90分×前後編でドラマ化されることになりました。
NHK版金田一耕助シリーズは、「獄門島」(2016年)、「悪魔が来りて笛を吹く」(2018年)、「八つ墓村」(2019年)、「犬神家の一族」(2023年)と4作制作されており、今回は第5弾。
名探偵・金田一耕助を演じるのは、「悪魔が来りて笛を吹く」から連続しての登板となる吉岡秀隆。映画テイストあふれる大作ドラマです。
【あらすじ】
岡山を訪れた金田一耕助(吉岡秀隆)は、鬼首村の温泉宿「亀の湯」に滞在する。村では23年前に殺人事件がおきていたのだ。そんなとき、村出身の人気歌手が里帰りし、村はその歓迎ムードに染まる。しかし、その直後から、幼なじみの若い女性たちが次々と殺されてゆく。遺体には不気味な装飾が施され、それは村に伝わる古い手毬唄の歌詞になぞらえられていた。過去の因縁、隠された血縁関係、そして復讐心が絡む中、金田一は真相に迫っていく。
「悪魔の手毬唄」(90分✕2本[前後編] )
2026年3月以降 NHK BS/BSP4Kで放送予定
原作:横溝正史『悪魔の手毬唄』
脚本:小林靖子(アニメ「進撃の巨人」、「岸辺露伴は動かない」、「犬神家の一族」他)
出演:吉岡秀隆 ほか
演出:吉田照幸(「犬神家の一族」、「エール」、「鎌倉殿の13人」ほか)
制作統括:樋口俊一(NHK)、西村崇(NHKエンタープライズ)、大谷直哉(ザロック)