2026年秋に放送がはじまる連続テレビ小説「ブラッサム」。明治、大正、昭和を駆け抜け、自由を求め続けた作家・宇野千代をモデルに、彼女の生きざまを大胆に再構成。フィクションとして描くオリジナルの物語です。

このたび、石橋静河さん演じる主人公・葉野珠の家族、そして地元・岩国で出会う人たち、総勢12人の出演が決まりました。石橋静河さんら出演者から届いたコメントと、番組ロゴをご紹介します。


既発表 主人公・葉野はのたま役 石橋静河

連続テレビ小説 出演歴「半分、青い。」

葉野家の長女として山口・岩国に生まれる。幼い頃から本を読むのが大好きで、やがて「物語」を紡ぐようになる。激動の時代に翻弄されながらも、書くことを通じて自らと向き合い、作家の道を志すことになる。

【新たな出演者発表を受けて、石橋静河さんのコメント】
珠のはじまりの場所、岩国。
家族・村・学校など、さまざまなレベルでの共同体の中で、ひだまりのような愛情、そして心がしんとするような世間の厳しさ、その両極端を全身で学ぶ珠……。
そんな大切なはじめの一歩を、こんなにも心強くカッコイイみなさんと踏み出せるなんて、私は、珠は、なんて幸せだろう! と思いました。
すさまじいみなさんの表現のパワーをしっかり受け取って、精一杯せいいっぱい珠を演じたいと思います。「ブラッサム」という大きな船が動き始めるのが、待ちきれません!


家族(両親)

珠の父・葉野はのきよ役 渡部篤郎

連続テレビ小説 初出演

岩国でも有数の蔵元「葉野酒蔵」の長男にもかかわらず、実家を継がずに暮らしている。娘の珠をはじめ、家族へのしつけに厳しい。

【渡部篤郎さんのコメント】
オファーを受けた時は、素直にうれしかったです。40年近く俳優をやってきて、まさかの初の朝ドラ、そしてヒロインの父親役。
ようやくご縁をいただけたのだなという思いです。
脚本に描かれたものをきちんと演じることに集中し、皆さまのご期待に添えられるように精一杯努めたいと思います。


珠の継母・葉野はのリョウ役 国仲涼子

連続テレビ小説歴「ちゅらさん」

実母を亡くした幼い珠のもとにやってきた、清治の後妻。その後、珠にとっての弟と妹を産み、献身的に家族を支える。

【国仲涼子さんのコメント】
この仕事を続ける中で、「40代で朝ドラヒロインの母親役を演じたい」と強く思うようになりました。それは、朝ドラ「ちゅらさん」で母親役を演じられていた田中好子さんの存在がとても大きく、当時、公私にわたって支えていただいたからです。
この度、ブラッサムの母親役のお話をいただき、嬉しさで涙がこぼれました。
ヒロインが背負うプレッシャーや不安もよく理解しているつもりです。石橋さんのそばで寄り添い、作品の中でも良い関係を築いていけたらと思っています。
「ブラッサム」は、エネルギーにあふれた作品です。一日の始まりである朝に、少しでもパワーをお届けできたら嬉しいです。


岩国の人々

珠の幼なじみ・いわうめ役 松本穂香

連続テレビ小説歴「ひよっこ」

葉野家のご近所さんで、野菜や生活用品を売る「岩田屋」の看板娘。
陽気な両親の元で育った一人娘で、のんびり屋さん。

【松本穂香さんのコメント】
主人公・珠ちゃんの幼なじみの“梅”を演じさせていただくことになりました。
9年ぶりの朝ドラということで、わたし自身「ひよっこ」という作品にもらったものが多く、朝ドラという舞台に思い入れが強いこともあって、こうしてまた出演させていただけることが非常に感慨深いです。
珠ちゃんとはまた違った形で、地元岩国でたくましく生きていく梅ちゃんを私なりに演じられたらと思っています。よろしくお願いします!


梅の父・いわ幸三こうぞう役 八嶋智人

連続テレビ小説歴「マッサン」

地元商店「岩田屋」の店主。珠が幼い頃から、葉野家を温かく見守り、珠を全力で励ます。

【八嶋智人さんのコメント】
宇野千代さんの人生ってホントに波乱万丈! でもその逞しく情熱的に突き進む生き方は、むしろ現代的でカッコ良い! 心身ともに健やかで艶やかな宇野千代さんをモデルとした「ブラッサム」の主演を石橋静河さんが演じると聞いて、よりチャーミングになるだろうと、とっても楽しみです。役としても、俳優仲間としても、石橋さんの「葉野珠」を応援していきます。
「マッサン」以来の朝ドラ。張り切って楽しんで参ります。


梅の母・いわカツ役 楠見薫

連続テレビ小説歴「ふたりっ子」「芋たこなんきん」「ウェルかめ」「ごちそうさん」「マッサン」「あさが来た」「わろてんか」「スカーレット」「おちょやん」「ブギウギ」

「岩田屋」店主・幸三の妻。幸三とともに、珠たち家族の良き理解者。

【楠見薫さんのコメント】
ある日、宇野千代さんデザインのシーツで寝ていたら「ブラッサム、出演決まりました!」という電話が掛かってきました。なんというご縁でしょう! ん? こういうのご縁とは言わないの?
大好きな朝ドラにまた参加出来てとてもとても嬉しいので、今回も心を込めてカツ役を演じたいと思います。
ヒロインの珠ちゃんを見守るご近所さんというお役なのですが、夫役で共演の八嶋智人さんと一緒にお芝居で、温かみや面白さをプラス出来たら良いなと思います。岩国ことばの方言も楽しみです。


女学校の同級生・かくしのぶ役 木竜麻生

連続テレビ小説 初出演

珠が通うことになる高等女学校のクラスメート。反骨心が強く、行動力みなぎる、たくましい性格の持ち主。

【木竜麻生さんのコメント】
長年テレビの前の皆さんの朝に寄り添ってきた連続テレビ小説に初めて参加させていただけること嬉しく思います。
それが夜ドラで大変お世話になったNHK大阪局で、まるでご褒美をいただいているようです。
石橋静河さん演じる「葉野珠」の取り巻く環境や人間関係をより豊かにできるよう、楽しみながら、しんに、誠実に、撮影に臨みたいと思います。
「ブラッサム」、私も今からとても楽しみです。


女学校の同級生・森岡もりおかいね役 華優希

連続テレビ小説歴「らんまん」

珠のクラスメート。家柄も良く、穏やかな性格。

【華優希さんのコメント】
「ブラッサム」という作品に出演させて頂けることを今、心から嬉しく、また光栄に思っております。
出演が決まり、初めて宇野千代さんの紡がれる言葉に出会いました。
「人生はいつだって今が最高の時」と、どんな状況にあっても幸せを見つける、その力強い言葉の数々……!
目の覚めるような思いでした。
この作品をとおして視聴者の皆様が日々の生活の中にぱっと花が咲くような幸せを見つけられますよう、私もこの作品の一部として誠実に向き合ってまいります。


女学校の同級生・橋本はしもとタエ役 中井千聖

連続テレビ小説 初出演

珠のクラスメートであり、明るく社交的な人柄。

【中井千聖さんのコメント】
私の演じる橋本タエは、葉野珠ちゃんと学生時代を過ごします。のちに花開くであろう才能の芽を近くで感じつつ、タエ自身はというと、ただ毎日をおもしろがってみんなと青春していた
のかな、と想像しています。
私の母は山口生まれで、岩国も小さなころから何度も訪れたことがあります。初めて朝ドラに参加させていただきますが、台本に並ぶ台詞せりふが聞き馴染なじんだことばで、ふわっと気持ちがやわ
らかくなりました。
毎年待ち遠しいお花見の季節が、今年はより特別になる予感です。


小学校教員・島村辰彦しまむらたつひこ役 工藤阿須加

連続テレビ小説「あさが来た」「なつぞら」

珠が働くことになる尋常小学校の同僚教師。広島の師範学校を卒業し、熱意をもって地元岩国に戻ってきた。

【工藤阿須加さんのコメント】
NHK大阪局50作目という節目の連続テレビ小説に参加させていただけることを大変光栄に思います。
葉野珠が生きた人生の1ページに登場できる嬉しさを胸に、「ブラッサム」を皆さまに楽しんでいただけるよう、島村という人物を精一杯演じさせていただきます。


清治の弟・葉野はの清重きよしげ役 三浦誠己

連続テレビ小説「芋たこなんきん」「ブギウギ」

兄・清治の代わりに葉野の本家を継ぎ、「葉野酒造」を切り盛りする。

【三浦誠己さんのコメント】
皆様に長年愛されている朝ドラに、また出演できることを大変光栄に思っております。
「ブギウギ」以来3年振りの参加です。
岩国の魅力とともに、明治・大正時代の人々の雰囲気をお伝えできるようスタッフやキャストの皆様と力を合わせ演じたいと思います。私自身も作品を通じて、俳優として「ブラッサム」できるよう頑張ります!


珠の叔母・むらてる役 山田真歩

連続テレビ小説歴「花子とアン」「半分、青い。」

珠にとって、亡き実母の妹。めいである珠の前に現れ、何かと世話を焼きはじめる。

【山田真歩さんのコメント】
私は晩年の宇野千代さんの笑顔のお写真や「幸福論」のイメージしか知りませんでした。でも、彼女の生い立ちを知れば知るほど、人生をまるごと肯定していこうとする凄まじい姿勢に圧倒されます。自分の信じた道を突き進む行動力や、どんなに派手に転んで傷だらけになってもスクッと立ち上がり、のちに失敗さえも呵呵大笑かかたいしょうできる。そんな宇野千代さんをモデルとした葉野珠の生き方や姿に、いま多くの方が勇気づけられるのではないでしょうか。私もその一人です。


珠の従兄いとこむらたもつ役 金子大地

連続テレビ小説歴 初出演

叔母・照子の次男であり、珠のいとこ。学業優秀でユニークな一面を持つ青年。泰然自若で、誠実な人柄もあいまって、不思議なオーラを放つ。

【金子大地さんのコメント】
いつかいつかと夢をみてました。
今回、声をかけていただき、そして、それが「ブラッサム」で本当に嬉しく光栄です。
毎話脚本を拝読する度、高揚感が高まります。
珠がとにかく魅力的です。
大きく揺れ動く時代の中で強く生きていく珠の姿を僕も目に焼き付けたいと思います。
僕自身も、真心込めて“木村保”として「ブラッサム」の中に生きていきたいと思います。
よろしくお願いします!


「ブラッサム」番組ロゴ決定!

デザイン・矢後直規

【デザインにあたっての矢後直規さんのコメント】
石橋静河さんが葉野珠を演じるように、僕は葉野珠がこのタイトルロゴをデザインするとしたらどうするだろうかと考えました。きっと、はかなくてりんとした、弱さと強さが共存した文字を書いたでしょう。彼女はそれを、手書きの文字で一瞬で仕上げてしまうでしょう。それはまるで桜のように、一瞬の輝きに長い年月を閉じ込めたような重みを持っているでしょう。このロゴが物語を支える1人の役者になれますように。

【プロフィール】
やご・なおのり
1986年静岡県生まれ。2008年武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。広告代理店勤務を経て、独立。百貨店の広告から、航空会社のブランドデザイン、企業ロゴ、CDジャケットなど幅広いアートディレクションを手掛けている。2020年には自身の大規模個展を開催し、作品集として『婆娑羅』を発表。ドイツや中国などの海外誌で特集され、国内外問わず活躍している。東京ADC賞、JAGDA新人賞、その他数多くの賞を受賞。


【佐藤玲衣ディレクターのコメント】

このタイトルロゴには、陰のなかにいても、光を見つけ少しずつ枝を伸ばしていく……そんな珠さんの生きる力を感じます。矢後さんのデザインは強く心に引っかかり、それでいて自然にそっとそこにあるような……新しい気持ちをくださいます。
日々形を変える桜の木、そして珠さん。きっと、このタイトルロゴの見え方も毎日変わっていくように思います。


【制作統括・村山峻平チーフ・プロデューサーのコメント】

主人公・葉野珠の故郷である岩国に暮らし、珠の青春時代に大きな影響を与える人々を発表いたしました。独特の雰囲気ただよう葉野家の父と母。陽気なご近所・岩田屋さん。突如、現れる親戚の面々。そして珠の支えとなる同士たち。物語のはじまりの舞台となる岩国では、小説家・珠の原点ともいえる出来事が、つぎつぎと繰り広げられていきます。熱量のあるキャストの方々が役柄に感性を植え、彩りを与え、どんな花を咲かせてくださるのか、「ブラッサム」の撮影が待ち遠しく、とても興奮しています。

「ブラッサム」チームでは撮影と並行しながら、担当する佐藤ディレクターを中心にタイトルロゴ・キービジュアル・タイトルバックといった物語への入り口を“ひとつの世界観”としてセットアップしています。
矢後さんのロゴは、鉛筆のかすれた風合いからも、内面から絞りだす一文字目のような、ものを書く人がたいしている覚悟とともに、繊細でありながら生命力ほとばしる瑞々みずみずしさを想像させてくれます。

そうした思いに感化されながら、出演者・スタッフ一丸となって、新たな連続テレビ小説をお届け致します。どうぞ、ご期待ください。


【物語のあらすじ】

明治30年(1897年)、主人公・葉野はのたまは山口県の岩国に生まれました。実母は珠が2歳の時に亡くなり、父と後妻である継母によって育てられました。女学校を卒業後、代用教員として働き始
めますが解雇され、故郷の岩国を追われることになります。親戚を頼って上京したことで、珠は幼き日の夢を強く意識し、小説の懸賞応募から、作家の道を切り開きます。
しかし、世の中は価値観が大きく揺れ動く時代。大正から昭和にかけて、関東大震災と戦争、結婚と離婚、倒産そして借金……と、珠は、さまざまな困難にのみ込まれながらも、作家として生きることに向き合います。そうした中で、小説家として花を咲かせるのです。
時には敵を作り誤解され、傷つけ傷つきながらも、自由を求めて生きることに正直であり続けた珠は、小説に思いを忍ばせることで、読む人に「幸せ」を運んでいくのです。

※実在の人物をモチーフとしますが、大胆に再構成します。登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描きます。原作はありません。


2026年度後期 連続テレビ小説「ブラッサム」

2026年秋放送スタート
毎週月曜~土曜 総合 午前8:00~8:15 ほか

作:櫻井剛
出演:石橋静河
制作統括:村山峻平、櫻井壮一
プロデューサー:大野陽平
演出:盆子原誠、中泉慧、押田友太、佐藤玲衣、田中陽児、野田雄介