6月28日(日)からスタートする、プレミアムドラマ「勿忘草わすれなぐさの咲く町で ~安曇野診療記~」。

物語の中心となるのは、患者に寄り添おうと奮闘する若手看護師・月岡美琴(福本莉子)と、花を愛する少し不器用な研修医・桂正太郎(菅生新樹)。2人が、日々の救急搬送、看取みとりの現場、厳しい病状説明、そして患者や家族の葛藤と向き合いながら、ときに衝突し、ときに支え合い、確かな絆を育んでいきます。
原作は、『神様のカルテ』や『スピノザの診察室』など数々のヒット作で人気を博す現役医師の小説家・夏川草介の同名小説です。

未曽有の高齢化が進む地域医療の現場で、2人は高齢者医療と終末期医療の難しさに直面します。延命か、それとも看取りか——患者や家族、そして医療者自身が葛藤しながら選択を迫られる現実……。その重い問いと向き合う日々をとおして、2人は「人がどう生き、どう人生を終えていくのか」という医療の本質に近づいていきます。

“忘れないで。誰かを思う気持ちが、人生のみちしるべになることを……”
温かくて、切なくて、それでも前を向きたくなる——患者と家族の心に寄り添う連続ドラマです。

このたび、個性豊かなゲスト出演者が発表されました。長野博さん(1・2話ゲスト)、長野凌大さん(3・4話ゲスト)、六平直政さん(7・8話ゲスト)、三浦貴大さん(7・8話ゲスト)からコメントが届きましたので、役柄と合わせて紹介します。


正太郎たちに命を託す重病患者

長坂ながさかまもる役 長野博

安曇野のわさび園で働く子ぼんのうな父親。40歳でもうけたひとり息子の良太を妻の千秋とともに溺愛しているが、深刻なガンがみつかる。

【長野博さんのコメント】

今回は、重病を患った患者として出演させていただく事になりました。
突然の宣告ながら、ポジティブに家族の存在に支えられながら病気と闘っていきます。
病気が発覚してからの過ごし方、病気への向き合い方、残された時間をどう過ごしていくか。医師や看護師の方の言葉に触れながら生きていきます。何気ない一言が、残された時間をどう生きていくかにつながる。
選択肢として病院を選ぶのは自分自身ですが、人間味あふれる先生と出会う事で前向きになれる。
出会いの大切さを改めて感じさせられる役柄でした。
あっという間の撮影時間でしたが、素敵すてきなキャスト、スタッフの皆さんと中身の濃い時間をご一緒できました。


祖母危篤のしらせを受け疾走する孫

福富ふくとみたく役 長野凌大

美琴や正太郎たちのいこいの場となっている中華料理店の孫。
自分をかわいがってくれた大好きな祖母・フミが危篤との報を就職先の東京で受ける。

【長野凌大さんのコメント】

福富拓馬役を演じます。長野凌大です。
拓馬は東京で仕事に打ち込む真面目な青年です。
僕もまだまだ走り出しの身として仕事に打ち込む日々を送っているので、拓馬の日々の葛藤や家族との距離感に対して考えることが多かったです。
拓馬の心にある優しさと、仕事に全力を注ぐ真面目さを演じられるように頑張りました。医療従事者の方々の延命治療との向き合い方や、家族との繋がりの尊さを考えられる回になっていると思います。
なにとぞよろしくお願い致します。


急性胆管炎で搬送された母に付き添う息子

内島八蔵うちじまはちぞう役 六平直政

かなり口が悪いが、実は人一倍母思いの孝行息子。急性胆管炎で運び込まれた95歳の母・やゑを見舞い続けている。

【六平直政さんのコメント】

最近、ドラマや映画で医療関係の作品がものすごく増えています。
その多くはガンに関する患者のものか、老齢看護の問題をあつかった物が、たくさんあります。
このドラマは田舎の総合病院を舞台に、若手看護師と新人研修医を中心として、現在の地域医療に見られる課題や色々な患者との出会いを描く人間ドラマです。
私は年老いた母親を看護する息子の役(自分も年老いてる)です。
私もだんだん年を取ってきてこういうドラマを演じると実生活とダブル部分があって真剣に向かわざるを得ません。
今回も若い役者さんと一緒にその病院との関わりを強く感じながら演じさせて頂きました。
とても身につまされる医療の世界との関わりが勉強になりました。日本は今、老人世界になってきています。
是非、多くの方に見ていただきたいです。宜しくお願い致します。


老衰で寝たきりの祖父を病院に預ける孫

田々井たたいあきら役 三浦貴大

会社勤めで妻子を養う多忙なサラリーマン。
他に身寄りが無い85歳の祖父・富次を病院に入院させているが、富次は寝たきりで肺炎を繰り返し、谷崎たちからは死期が近いと見立てられている。

【三浦貴大さんのコメント】

仕事に追われながら、祖父の終末期医療に向き合う役柄を演じました。
見る人によっては、ひどく冷たく映るかもしれません。
しかしながら、現実に起こっている問題なのでしょう。
家族であっても、むしろ家族であるからこそ難しい、現在の社会における課題なのだと思います。
すでに寝たきりで会話ができない家族に対して、どのような選択をするのが正解なのか。
撮影が終わった今ですら、私自身がその立場に置かれた時どうするべきか、答えは全く見えません。
自分だったらどうするか。そんなふうに考えながら、ドラマを楽しんでいただければと思います。


ゲスト出演者

第1・2話ゲスト:長野博、白石加代子、高橋ひとみ、神保悟志、前田亜季
第3・4話ゲスト:中島ひろ子、長野凌大
第5・6話ゲスト:平泉成、杉田かおる
第7・8話ゲスト:六平直政、大方斐紗子、三浦貴大、宇梶剛士 ほか


【あらすじ】
信州松本の国立大学の看護学部を卒業した月岡美琴(福本莉子)は、安曇野にある小さな総合病院の内科病棟のナースとして忙しい日々を送っている。そこへ同じ大学を卒業した新人研修医がやってくる。彼の名は桂正太郎(菅生新樹)。“花瓶の水を換えたいんですが”……出会って最初の会話は正太郎からの医師としては珍しい質問。聞けば彼は東京の生花店の生まれで、とにかく花が好きらしい。花になど詳しくない美琴とかみ合わない会話をする正太郎。その不思議な言動に、美琴は戸惑いを覚える。
ところが、少々変わり者と言われている消化器内科指導医の三島(吹越満)や“死神”という謎の異名を持つ循環器内科指導医の谷崎(内藤剛志)の前でも冷静に振る舞い、臆せずものを言う正太郎の姿に美琴は徐々に興味を抱くようになっていく。しかし、そこは未曽有の高齢化に直面する地方の小病院。延命か看取りか、医療のあり方を巡って正太郎と指導医たちの哲学が毎日のようにぶつかり合うなか、さまざまな困難が美琴と正太郎の前に立ちはだかっていく……。


プレミアムドラマ「勿忘草の咲く町で ~安曇野診療記~」(全8話)

6月28日(日) 放送スタート
毎週日曜 NHK BS 午後10:00~10:45

※北中米W杯編成のためNHK BSが先行放送となります。

BSP4Kは、7月26日(日)放送スタート
毎週日曜 BSP4K 午後10:00~10:45

原作:夏川草介
脚本:羽原大介
音楽:コトリンゴ
出演:福本莉子・菅生新樹/土村芳、田辺桃子、白河れい、おかやまはじめ、広岡由里子、沢栁優大、瀬戸利樹、村岡希美、中山翔貴、糸瀬七葉
野波麻帆、山下容莉枝/本田博太郎、富田靖子/吹越満・内藤剛志 ほか
(ゲスト) 第1・2話:長野博、白石加代子、高橋ひとみ、神保悟志、前田亜季
第3・4話:中島ひろ子、長野凌大
第5・6話:平泉成、杉田かおる
第7・8話:六平直政、大方斐紗子、三浦貴大、宇梶剛士 ほか
制作統括:石井満梨奈(AX-ON)、樋口俊一(NHK)
プロデューサー:元信克則(ユニオン映画)
演出:池澤辰也、長沼誠、長尾くみこ

NHK公式サイトはこちら ※ステラnetを離れます