障害者アーティストや近隣小中学生などと学生が作品を通じて「であう」「つながる」ことを目指す展覧会「であうアート展」が、今年も開催されています。
この展覧会は2021年にスタートし、流通経済大学(千葉県松戸市・茨城県龍ケ崎市)の学生たちが、キャンパス周辺の障害者施設や幼稚園、小学校などと協力して企画・運営を行っています。
NHK財団も企画協力として、地域とアートをつなぐ取り組みを支えています。
10月26日(月)~11月1日(日)まで流通経済大学・龍ケ崎キャンパス図書館にて、10月26日(月)~10月30日(金)までは龍ケ崎市役所 1階特設会場にて、11月8日(日)~11月21日(土)までは流通経済大学 新松戸キャンパス RKUスクエアにて展示しています。 
昨年の様子はこちら


学生たちが感じたアートの魅力

楽器を模したアート作品

流通経済大学が取り組むSDGsに関する教育プログラムの一環として企画された「であうアート展」。学生たちが障害者福祉施設「工房集」を訪問し、所属するアーティストとの交流を重ねながら、絵画や立体作品、手芸作品などを大学内の特設会場で展示するプロジェクトです。

今回の展覧会に参加した学生から、来場者へのメッセージが寄せられました。

流通経済大学「であうアート展」にお越しいただきありがとうございます。

「であうアート展」は、今年で6回目の開催となりました。今年も工房集さんやぱすてるさんをはじめ、さまざまな方々のご協力のもと開催することができました。

今回も学生が実際に施設を訪問し、作品が生み出される様子を見学させていただきました。制作の現場では、自分たちでは思いつかないような発想や表現方法、作品に込められた思いに触れ、多くの発見と驚きがありました。

展示されている作品には、一つひとつに個性と魅力が詰まっています。ぜひ作品をじっくりご覧いただき、自由な発想から生まれる多彩な表現を楽しんでいただければと思います。

また、展示方法についても学生同士で意見を出し合いながら工夫を重ねました。作品だけでなく展示の仕方しかたにもぜひご注目ください。

流通経済大学 共創社会学部 地域人間科学科
足立 奏


学生も展示づくりに参加

展示を手伝う学生

龍ケ崎キャンパスでは、学生たちも展示作業に参加しました。作品の並べ方や見せ方について意見を出し合いながら、一つひとつの作品がより魅力的に見える展示空間づくりに取り組みました。

龍ケ崎市役所での展示の様子

また、期間中は龍ケ崎市役所1階特設会場でも作品を展示しました(10/30まで)。市役所を訪れた多くの方々が足を止め、色彩豊かな作品に見入る様子が見られました。


個性あふれる作品の数々

「かんぱにぃ」の皆さんのアート作品

龍ケ崎キャンパス図書館の会場では、障害福祉サービス事業所「かんぱにぃ」や放課後等デイサービス「ぱすてる」の皆さんの作品を展示しました。
自由な発想から生まれた作品はどれも個性にあふれ、来場者を楽しませてくれます。作品を通して人と人がつながり、新たな出会いが生まれるのも「であうアート展」の魅力です。

「ぱすてる」の皆さんのアート作品

地域の皆さんや障害者施設、学生たちが協力してつくり上げた「であうアート展」。作品を通じて生まれる出会いや交流の輪は、今年も多くの人々をつないでいます。これからも、アートを通じた地域のつながりが広がっていくことを願っています。

(取材/文 NHK財団 展開・広報事業部 橋本弥生)


であうアート展

【会期・会場】
■10月26日(月)~11月1日(日)
流通経済大学 龍ケ崎キャンパス図書館

■10月26日(月)~10月30日(金)
龍ケ崎市役所 1階特設会場

■11月8日(日)~11月21日(土)
流通経済大学 新松戸キャンパス RKUスクエア

【開場時間】
午前10時~午後4時(最終入場は午後3時30分) 入場無料