現在放送中の連続テレビ小説「あんぱん」は、「アンパンマン」の生みの親である、やなせたかしと、その妻・小松のぶの夫婦をモデルに描かれる物語です。
このたび、柳井のぶ(今田美桜)の茶道の弟子・なかせい役として、古川琴音さんが出演することが発表されました。

古川さんのコメントを紹介します。


なかせい役 古川琴音

のぶが自宅の茶室で開くことになる小さなお茶教室の生徒。アンパンマンの魅力に早くからほれ込むようになる。

【古川琴音さんのコメント】

大好きで見続けてきた本作に、まさか自分が出演できるなんて……しかも物語のラストを彩る大切な役をいただき、震えるような気持ちでいっぱいです。私が演じる中尾星子さんは、やないさんとのぶさんを最後まで支え、2人の想いを引き継ぎアンパンマンを次の世代へつなげている方。のぶさんに「嵩に似ている」と言われる場面が心に残ります。純粋にアンパンマンを愛し、不器用でも地味でも揺るがない芯を持つその姿に、私自身も励まされながら撮影に臨んでいます。温かいチームの中で、この物語に心を込めて参加できることを幸せに思います。


【制作統括/倉崎憲チーフ・プロデューサーのコメント】

今の時代もアンパンマンが愛され続けているのは、アンパンマン自体の魅力はもちろんですが、やなせ夫婦の思いを受け継ぎその魅力を全国の子どもたちに伝え続けている方々がいるからこそではないでしょうか。
古川琴音さんには、やない夫婦の意志を受け継いでいく中尾星子役を担っていただきます。連続テレビ小説「エール」でご一緒して以来、古川さんの純粋なまなざし、不思議な存在感にひかれ、今作でもどこかでご一緒させていただきたいとずっと願っていました。
「あんぱん」の放送も残り1か月をきりましたが、最後まで見届けていただけますと幸いです。


【物語】
放送100年、そして戦後80年を迎える2025年。第112作目の連続テレビ小説「あんぱん」は、“アンパンマン”を生み出したやなせたかしとのぶの夫婦をモデルに、生きる意味も失っていた苦悩の日々と、それでも夢を忘れなかった2人の人生、何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描き、生きる喜びが全身から湧いてくるような愛と勇気の物語です。
※実在の人物である、小松暢(1918―1993)とやなせたかし(1919―2013)をモデルとしますが、激動の時代を生きた波乱万丈の物語として大胆に再構成します。 登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描きます。


2025年度前期 連続テレビ小説「あんぱん」

毎週月曜~土曜 総合 午前8:00~8:15ほか

作:中園ミホ
音楽:井筒昭雄
主題歌:RADWIMPS「賜物」
語り:林田理沙アナウンサー
出演:今田美桜、北村匠海、江口のりこ、河合優実、原菜乃華、高橋文哉、古川琴音、眞栄田郷敦、大森元貴/妻夫木聡、阿部サダヲ、松嶋菜々子
制作統括:倉崎憲
プロデューサー:中村周祐、舩田遼介、川口俊介
演出:柳川強、橋爪紳一朗、野口雄大、佐原裕貴、尾崎達哉

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