写真提供:阪神タイガース

9月29日(月)から放送開始となる連続テレビ小説「ばけばけ」は、松江の没落士族の娘・小泉セツと、外国人の夫・ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルに紡ぐ“夫婦の物語”です。

9月5日、阪神甲子園球場で開催の「阪神タイガース」対「広島東洋カープ」のファーストピッチセレモニーに、連続テレビ小説「ばけばけ」でヒロインまつトキの父・松野つかさすけを演じる岡部たかしさんが登場し、ノーバウンドの投球を披露しました。


【ファーストピッチを終えた岡部たかしさんのコメント】

スピードよりコントロールを目指していたんですけれど、マウンドにあがったら頭の中が真っ白になってしまいました。ファーストピッチは初めてで、はじめは甲子園の雰囲気に圧倒されましたが、マウンドに上がったら拍手で迎えてくれたり、投げ終わったら「おー!」と歓声をあげてくれたり、温かかったです。

「ばけばけ」の放送がいよいよ9月29日から始まります。脚本が面白くて、会話劇でもあり、そこであかりちゃん、トミーさんはじめ、みなさん細かい演技をしています。僕らが演じる松野家の家族愛にも注目いただけたらと思います。


【物語のあらすじ】
この世はうらめしい。けど、すばらしい。

明治時代の松江。まつトキは、怪談話が好きな、ちょっと変わった女の子です。
松野家は上級士族の家系ですが、武士の時代が終わり、父が事業に乗り出すものの失敗。とても貧しい暮らしをすることになってしまいます。
世の中が目まぐるしく変わっていく中で、トキは時代に取り残されてしまった人々に囲まれて育ち、この生きにくい世の中をうらめしく思って過ごします。
極貧の生活が続き、どうしようもなくなったトキのもとに、ある仕事の話が舞い込んできます。
松江に新しくやってきた外国人英語教師の家の住み込み女中の仕事です。外国人が珍しい時
代、世間からの偏見を受けることも覚悟の上で、トキは女中になることを決意します。その外国
人教師はギリシャ出身のアイルランド人。
小さい頃に両親から見放されて育ち、親戚をたらい回しにされたあげく、アメリカに追いやられ、居場所を探し続けて日本に流れ着いたのでした。
トキは、初めは言葉が通じない苦労や文化の違いにも悩まされます。ところが、お互いの境
遇が似ている事に気が付き、だんだんと心が通じるようになっていきます。しかも、二人と
も怪談話が好きだったのです!
へんてこな人々に囲まれ、へんてこな二人が夜な夜な怪談話を語り合う、へんてこな暮らし
が始まります――。


2025年度後期 連続テレビ小説「ばけばけ」

9月29日(月)放送開始
毎週月曜~土曜 総合 午前8:00~8:15ほか ※土曜は一週間の振り返り

作:ふじきみつ彦
音楽:牛尾憲輔
主題歌:ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
出演:髙石あかり、トミー・バストウ/吉沢亮 ほか
制作統括:橋爪國臣
プロデューサー:田島彰洋、鈴木航、田中陽児、川野秀昭
演出:村橋直樹、泉並敬眞、松岡一史、小林直毅、小島東洋

公式Xアカウント:@asadora_bk_nhk
公式Instagramアカウント:@asadora_bk_nhk