岡山天音さん、森七菜さん、吉岡里帆さん、根岸季衣さんほか話題のキャストがそろった夜ドラ「ひらやすみ」。
このたび、ナレーションは小林聡美さんが担当することが発表されました。

夜ドラ「ひらやすみ」では、阿佐ヶ谷の平屋で暮らす主人公のヒロト(岡山天音)や、彼の周囲の若者たちを、やさしく温かく、見守るように、小林聡美さんの声が添えられます。まるで、ヒロトたちが暮らす“平屋”の声のようでもあり、あるいは物語の舞台である「阿佐ヶ谷」という“街”の声のようでもある……そんな印象を与えるナレーションです。

小林さんは、暑い盛りに行われていたドラマの収録に「すいか」を差し入れに持って見学。キャスト陣の現場の空気を感じたうえで、ナレーションに臨みました。
小林聡美さんといえば、昨年、小泉今日子さんとの共演で人気を呼んだプレミアムドラマ「団地のふたり」も記憶に新しいのではないでしょうか。“団地”から“平屋”へ。実は、「団地のふたり」と「ひらやすみ」は、どちらもメインの演出家が松本佳奈さんという共通項も。
おだやかで軽やかな「ひらやすみ」の世界観にぴったりのナレーションも、どうぞお楽しみに。


【ナレーション担当:小林聡美さんからのコメント】
面白い脚本、演出にのっかって、素晴すばらしい俳優のみなさんが生き生きとグダグダしています。若者だからこそ許されるこのグダグダ感。そしてそれが妙にまぶしくいとおしいのでした。そんな若者たちの暮らしを見守る気持ちで、ナレーションを務めさせていただきました。みなさんもぜひ、ヒロトとなつみの暮らしを見守ってあげてくださいね。


【あらすじ】
生田ヒロト(岡山天音)、29歳、フリーター。元俳優で、いまは定職なし、恋人なし、普通ならあるはずの? 将来の不安も一切ない、お気楽な自由人です。そんな彼は、人柄のよさだけで、仲良くなった近所のおばあちゃん・和田はなえ(根岸季衣)から、一戸建ての平屋を譲り受けることに。そして、山形から上京してきた18歳のいとこ・小林なつみ(森七菜)と2人暮らしを始めました。不動産会社勤務で仕事熱心な立花よもぎ(吉岡里帆)をはじめ、彼の周りには生きづらい“悩み”を抱えた人々がいつのまにか集まってきて……。


夜ドラ「ひらやすみ」(全20回/5週)

11月3日(月・祝)放送スタート
毎週月曜~木曜 総合 午後10:45~11:00

※NHK ONE(新NHKプラス)で同時・見逃し配信予定

原作:真造圭伍
出演:岡山天音、森七菜、吉村界人、光嶌なづな/吉岡里帆、根岸季衣 ほか
ナレーション:小林聡美
脚本:米内山陽子
音楽:富貴晴美
音楽プロデューサー:福島節
演出:松本佳奈、川和田恵真、髙土浩二
制作統括:坂部康二、熊野律時
プロデューサー:大塚安希

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