大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」に登場した作品を中心に、黄表紙の魅力をアニメで描く5分シリーズ「べらぼうな笑い~黄表紙・江戸の奇想天外物語!」。
9月10月に放送した第2弾も大好評で、ついに第3弾の放送が決定しました。
「べらぼう」で岡山天音さんが演じた恋川春町と、古川雄大さんが演じた山東京伝作の黄表紙2作をアニメ化。「寛政の改革」の時代を笑い飛ばします。
声の出演は、第1弾、第2弾に引き続き、関智一さん、水樹奈々さん。そして、今回の第3弾で新たに津田健次郎さんが加わることが発表されました。津田さんのコメントが届いたので、ご紹介します。
【声の出演・津田健次郎さん( 「べらぼう」では戯作者・滝沢瑣吉)のコメント】

黄表紙自体は以前から知ってはいましたが、ここまで想像力豊かなストーリーだとは知らず、とても驚きました。江戸時代の戯作者たちの自由な発想には本当に感服します。
当時の文化の自由度の高さまでもが時代を超えて伝わってきます。今回の関さん、水樹さんとの共演は、「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」とはまた違った、声優らしい3人の魅力が満載ですので、ぜひ大河ドラマとともにお楽しみください!
【番組概要】
黄表紙は江戸時代中期に大流行した、大人向けの絵入り本。世相や風俗などにヒントを得ながらも物語の多くは奇想天外で笑いが満載です。30年の間に2,000種類以上が出版されました。絵と文字をミックスした痛快エンタメの黄表紙は、現代のマンガ雑誌の原点とも考えられています。
中身がいまひとつ分からない黄表紙……。この番組は、大河ドラマ「べらぼう」にも登場した作品を中心に、その驚きと楽しさに満ちた魅力を伝える5分のシリーズです。挿絵を動かすアニメと、1人で何役も演じられた津田健次郎さん、関智一さん、水樹奈々さんの声の魅力で、視聴者のみなさんを、時代を超えた笑いの物語にお連れします。
◆ラインアップ

『悦贔屓蝦夷押領』
【初回放送】11月12日(水)総合 午前1:55~2:00 ※火曜深夜
蝦夷への関心が高まる中で登場した驚きの物語!?
(「べらぼう」第35回に登場!)
出版:天明8年(1788)
作:恋川春町 画:北尾政美
版元:蔦屋重三郎

『人間一生胸算用』
【初回放送】11月16日(日)総合 午前1:20~1:25 ※土曜深夜
「べらぼう」第37回に登場した黄表紙最大のヒット作
『心学早染草』の続編
目、鼻、口、手、足……と身体のパーツがバラバラに動くスゴイ物語!
出版:寛政3年(1791)
作:山東京伝 画:北尾政演
版元:蔦屋重三郎
「べらぼうな笑い~黄表紙・江戸の奇想天外物語!」
11月12日(水)総合 午前1:55~2:00 ※火曜深夜 ほか
声の出演:
津田健次郎
関智一
水樹奈々
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