ドラマの出演者やスタッフが「この回のあの人、あのシーン」について語ったコメントを不定期で配信するコーナー。今回は、レフカダ・ヘブン役のトミー・バストウさんから、第54回の振り返りをご紹介!
トミー・バストウさん振り返り
──リヨ(北香那)からのプロポーズを受けて、ヘブンは過去にマーサという妻がいたことを明かしました。最終的にはトキ(髙石あかり)と夫婦になるにしても、ヘブンにはイライザ(シャーロット・ケイト・フォックス)という女性の存在もいます。ヘブンを演じる中で、そういった彼のバックボーンをどう受け止めていますか?
日本を訪れた時、ヘブンはすでに40歳。そりゃあ、いろいろなことがあったでしょう。ただ、やはりその年齢になって、両親に捨てられたことによる傷や疎外感、自分の居場所探しへの欲求などが落ち着いて、やっと家庭を築く準備ができたのではないでしょうか。そんな彼自身の人生におけるタイミング、日本に抱く愛、トキとの出会いなどが作用した結果、2人は夫婦になるのだと捉えています。そう、トキと出会ったことで、ヘブンはやっと自分の“ホーム”を見つけたのだと思います。