NHK総合で毎週日曜 午後7:30から放送中の「ダーウィンが来た!」。
12月21日の放送は、年末スペシャルとして72分の拡大版でお届けします。ゲストは、NHK自然番組ナビゲーターの相葉雅紀さん、そして動物写真家として世界各地の動物たちの姿を50年以上見つめ続けてきた岩合光昭さん。お2人のコメントとともに番組の見どころを紹介します。


番組の見どころ

今年は日本の放送開始から100年の記念の年。この間、分かっているだけでも100種の生きものが絶滅し、映像記録が残されるだけとなったものもあります。しかし一方で、近年驚きの復活劇が世界各地で起き始めています。

15匹ほどから大復活したイグアナ

カリブ海の島からはイグアナを紹介します。ペットとして飼われていたことが功を奏し、絶滅のふちギリギリから見事復活を遂げました。また、オーストラリアでは絶滅したとされていたのに最新技術を使った研究で“よみがえった”昆虫が登場します。そして、内戦で壊滅状態となったアフリカ・モザンビークの国立公園では、生態系をまるごと復活させるという仰天のプロジェクトも進行中とのこと。人々の情熱が引きおこした奇跡の数々と、自然の底力に相葉さんも驚きを隠せません。

幻のニホンアシカを大捜索!

さらに、ニホンカワウソやニホンアシカなど日本の絶滅種・絶滅危惧種の最新情報もご紹介します。「自然のアルバム」「生きもの地球紀行」といったNHK歴代の自然番組の懐かし~いアーカイブス映像も登場! 岩合さんが当時の思い出を振り返ります。


相葉「見ていてワクワク」岩合「今年一番の新たな体験」

【相葉雅紀さんのコメント】
絶滅危惧種と言われる生きものがこんなに沢山たくさんいるんだ、これだけ危険な状態なんだと知ることができました。でも奇跡の連続や人が努力を重ねることで、絶滅の淵から復活しているケースもあるんだっていうのにはすごく希望が持てましたね。アフリカで大きな復活プロジェクトが動いているというのも夢のある話で、見ていてワクワクしました。視聴者の皆さんにもワクワクしていただけると思います!

【岩合光昭さんのコメント】
今年9月にアフリカのモザンビークにあるゴロンゴーザ国立公園へ取材に行きました。内戦の影響により大型ほ乳類の9割が姿を消した場所で、生態系を復活させるプロジェクトが行われている場所です。番組ではその様子をご紹介していますが、人が手助けし生きものたちが生態系を作る現場を目の当たりにできて本当に良かったなと思います。今年自分の中では一番の新たな体験。人もまんざらではないなと思いましたね。


ダーウィンが来た!「奇跡!逆転!仰天!“絶滅”からの復活劇スペシャル」(72分拡大版)

12月21日(日)総合 午後7:30~8:42
NHK ONEでの同時・見逃し配信予定(ステラnetを離れます)

出演:相葉雅紀、岩合光昭
MC:廣瀬智美アナウンサー

NHK公式サイトはこちら ※ステラnetを離れます