大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」も、いよいよ明日12月14日(日)で最終回。
「べらぼう」の収録は2024年5月に関東近郊で始まり、2025年10月までおよそ1年半にわたって行われました。
クランクアップの際にメインキャスト31名の方が残した挨拶を、クランクアップコメントとして2日間にわたってお届けします!
第1弾の今回は、生田斗真さん、井上祐貴さん、中村隼人さん、桐谷健太さん、中村蒼さんなど、計17名のコメントをご紹介!
一橋治済/斎藤十郎兵衛役・生田斗真さんのコメント

お疲れ様でした!本当に楽しい役を、しかも二役もいただきまして、すごく幸せな時間だったなと思います。ラストスパート、皆さん大変だと思いますが最後まで駆け抜けて欲しいと思います。どうもありがとうございました。お先に失礼します!
松平定信役・井上祐貴さんのコメント

半年間、今振り返ると自分を鼓舞し続けてきました。収録の前日は「お前は本当にそれで大丈夫なのか」「準備はできているか」と、井上祐貴としても、松平定信としても、戦い続けた半年間だなと思います。この日を迎えられたのは全部署の方々のおかげです。松平越中守にしていただきまして、最後まで支えてくださって、ありがとうございました。本当にお世話になりました。
水野為長役・園田祥太さんのコメント
最初の役名はただの「家臣」だったんですが、「水野為長」と言う名前をいただきまして、最終回まで出させていただいて、本当にありがとうございます。しかも殿(松平定信)と一緒にクランクアップという!本当に小さい頃から殿を見てきたので、本当にうれしいです。感慨深いものがあります。
長谷川平蔵宣以役・中村隼人さんのコメント

時代劇ファンにはお馴染みの長谷川平蔵宣以を務めさせていただきました。第1回からシケ(意図的に垂らしたほつれ毛)が出たり、シリアスなシーンでもコメディー要素が強めの役で、“カモ平”ともいじられました。そこから約1年半で火付盗賊改方にもなれて、なんとか平蔵の人生を全うできたと思います。これも皆さんの支えのおかげです。ありがとうございました!
宿屋飯盛役・又吉直樹さんのコメント

この物語に出てくる先輩たちのおかげで今の日本の出版業界があると思うと僕も他人事とは思えません。僕は今日から現代に戻って、しっかりと先輩たちに負けないように面白い作品を作りたいと思います。ありがとうございました!
大田南畝 役・桐谷健太さんのコメント

クランクインは「屁」で始まり、クランクアップも「屁」で終わる。僕の「べらぼう」人生、本当に楽しませていただきました。感謝しかございません。ありがとうございました。
みの吉役・中川翼さんのコメント

こんなにすてきなキャストの方々に囲まれてクランクアップできるのが本当にうれしいです。今回「べらぼう」では基本、横浜流星さんと橋本愛さんと一緒にいることが多くて、二人の姿に本当に憧れを抱いて背中を追いかけたくなったので、また大きくなってこの場に戻ってこられたらなと思います。頑張ります。お疲れさまでした。
勝川春朗役・くっきー!さんのコメント

うれしい。うれしいと言うよ。うれしい。
すごくこんな光栄なことないと思ってます。ほんま心からうれしい。ありがとうございました。
朱楽菅江役・浜中文一さんのコメント

皆さま、お疲れさまです。流星も1年半お疲れさまでした。皆さんまた会いましょう。
ありがとうございました。
唐来三和役・山口森広さんのコメント

初めての大河ドラマの出演が「べらぼう」で本当に幸せでした。刀で戦うのではなく、芸術で世の中と戦う「べらぼう」がとても大好きでした。そして何より皆さんと毎日芝居できたのが超楽しかったです。本当にどうもありがとうございました。
北尾政美役・高島豪志さんのコメント

皆さんお疲れさまでした。最終回まで皆さんとこうやって撮影できたこと、感謝しております。そして政美の頭もツルツルになって出世できたこと、本当に良かったと思います(笑)。皆さんありがとうございました。
元木網役・ジェームス小野田さんのコメント

65歳で大河ドラマに初出演、すごく感謝しております。最初は湯屋の主人役で一回だけの出演かなあなんて思っていたのが、頭を丸めて狂歌師の元木網役でまた出させていただきました。皆さん本当に感謝感謝です。流星さんもお疲れさまでした。ありがとうございました。
丁子屋長十郎役・島英臣さんのコメント

思えば4月、桜満開のロケ現場で「一旦クランクアップです」とお花をいただいて、2回目、今日もいただきました。とてもいろんなことで充実した日を約1年半続けさせていただきました。どうもありがとうございました。皆さんお疲れさまでした。
松村屋弥兵衛役・高木渉さんのコメント

流星さんはじめ、キャストの皆さん、スタッフの皆さんと一緒にいる時間がとても楽しくて幸せでした。本当にありがとうございました。最終回まで出演できて本当にうれしいです。僕はこの先も、関連ミニ番組の「べらぼうナビかわら版」や大河ドラマ館のナレーションのほうで引き続き番組を盛り上げていきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。どうもありがとうございました!
奥村屋源六役・関智一さんのコメント

皆さんお疲れさまでした。ありがとうございました。私も高木渉さんと同じく、ふだん
声優をやっているんですけれども、明日は朝10時から「べらぼう」の関連番組「べら
ぼうな笑い」の収録を頑張ってきます(笑)。これからもべらぼう!
村田屋治郎兵衛役・松田洋治さんのコメント

本当に久しぶりに大河ドラマの現場に戻ってこられたことを大変うれしく思います。
子役時代に「徳川家康」とか「草燃える」とかやったなと思い出しながら楽しい時間を
過ごさせていただきました。どうもありがとうございました。
次郎兵衛役・中村蒼さんのコメント

流星、本当に本当にお疲れさまでした。スタッフの皆様も本当にお疲れさまでした。第1回から出させてもらい、最終回まで出られたらいいなという夢を抱きながら撮影していて、まさに今日、最終回まで出られたことをすごくうれしく思っております。
毎回すてきな衣装を着させてもらって、いろんな楽器もやらせてもらって、本当にいろんな思い出があって、思わず長くしゃべってしまいそうです(笑)。
みんながどんどんどんどん成長していく中、僕はこのままでいいのかなと思うこともありましたが、次郎兵衛が楽しく生きることで、何かこの時代に生きた人たちへの手向けとなったらいいなと思いながら演じさせてもらいました。ありがとうございました。
最終回「蔦重栄華乃夢噺」(12月14日放送予定)
店を再開した蔦重(横浜流星)は、写楽絵を出し続け、更にその後、新たに和学の分野に手を広げたり、本屋として精力的に動いていた。しかし、ある日、蔦重は脚気の病に倒れてしまう。てい(橋本愛)や歌麿(染谷将太)たちが心配する中、病をおして政演(古川雄大)や重政(橋本淳)、南畝(桐谷健太)、喜三二(尾美としのり)ら仲間とともに作品を作り、書を以って世を耕し続ける。そして蔦重は、ある夜、不思議な夢をみて……。
大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」
毎週日曜 総合 午後8:00~8:45、翌週土曜 午後1:05~1:50(再放送)
毎週日曜 NHK BS 午後6:00~6:45
毎週日曜 BSP4K 午後0:15~1:00、午後6:00~6:45(再放送)
【物語】
18世紀半ば、人口は100万を超え、天下泰平の中、世界有数の大都市へと発展した江戸。蔦重こと蔦屋重三郎(横浜流星)は、江戸郊外の吉原の貧しい庶民の子に生まれ、幼くして両親と生き別れ、引手茶屋の養子となる。
血のつながりをこえた人のつながりの中で育まれた蔦重は、貸本屋から身を興して、その後、書籍の編集・出版業をはじめる。
折しも、時の権力者・田沼意次(渡辺謙)が創り出した自由な空気の中、江戸文化が花開き、平賀源内(安田顕)など多彩な文人が輩出。蔦重は、朋誠堂喜三二(尾美としのり)などの文化人たちと交流を重ね、「黄表紙本」という挿絵をふんだんにつかった書籍でヒット作を次々と連発。33歳で商業の中心地・日本橋に店を構えることになり、“江戸の出版王”へと成り上がっていく。
蔦重が見出した才能は、喜多川歌麿(染谷将太)、山東京伝(古川雄大)、葛飾北斎(くっきー!)、曲亭馬琴(津田健次郎)、十返舎一九(井上芳雄)といった若き個性豊かな才能たち。その多くは、のちの巨匠となり日本文化の礎となっていく。
しかし時世は移り変わり、田沼意次は失脚。代わりに台頭した松平定信(井上祐貴)による寛政の改革では、蔦重の自由さと政治風刺は問題になり、財産の半分を没収される処罰を受ける。周囲では江戸追放や死に追いやられるものもあらわれる……蔦重は、その後も幕府からの執ような弾圧を受け続けるが、反権力を貫き通し、筆の力で戦い続ける。そんな中、蔦重の体を病魔が襲う……。命の限りが迫る中、蔦重は決して奪われない壮大なエンターテインメント「写楽」を仕掛けるのだった……。
作:森下佳子
出演:横浜流星、染谷将太、橋本愛、古川雄大、井上祐貴、生田斗真、里見浩太朗 ほか
制作統括:藤並英樹、石村将太
プロデューサー:松田恭典、藤原敬久、積田有希、美濃里亜
演出:大原拓、深川貴志、小谷高義、大嶋慧介
公式Xアカウント:@berabou_nhk
公式Instagramアカウント:@berabou_nhk
ハッシュタグ:#大河べらぼう