タモリさんとノーベル賞科学者・山中伸弥さんのタッグでお届けする、“知的探求エンターテインメント番組”、「タモリ・山中伸弥の!?」。
今回は、タモリさんと山中伸弥さんで、「がん」という大テーマを深堀りするスペシャル回「がん克服のカギ」。
世界的な学会で拍手喝采を浴びた、死亡リスクを30%減らす秘策は、「ある生活習慣」だった! 戦国時代さながらの巧妙な戦略で体内に勢力を広げる、がん細胞の知られざる一面とは――。
最新研究から「がん克服のカギ」を5つ紹介。探求のその先に、「がんと人類進化の深い関係」も見えてくる! 山中教授が「番組を見て、生き方を変える人は多いはず」と語る、驚きと
希望に満ちた73分の知的探求をお見逃しなく!
山中教授「鳥肌が立った」 100年越しの大発見!――世界が注目した「ある生活習慣」
山中教授も「鳥肌が立った」と話す、「100年越しの大発見」とは何か?――世界中の研究者が集まる学会で、大きなどよめきと拍手に包まれた注目の発表! 示された「がんのリスクを30%も減らすという秘策」は、新しい薬でも最先端の治療機器でもない、「ごく身近な、ある生活習慣」をめぐる研究結果だった。さらに最新研究からは、体の中で何が起きているのか、その仕組みも見えてきたという。

感染症が引き金に?――がん細胞「休眠」が握る、新たな克服のカギ
がん研究の現場で、いま注目を集めているキーワードが「休眠」。私たちの体内で、がん細胞がひっそりと息を潜めている状態があるという。その“眠り”が、ある出来事をきっかけに覚まされる可能性が、最新研究から浮かび上がってきた。
番組が追ったのは、感染症とがんの関係をめぐる意外なつながり。なぜ一見無関係に思える出来事が、がんの再発や進行に影響するのか。――がんの新たな顔を突きつける、衝撃の最前線。

タモリ「まさに関ヶ原!」 戦国武将のごとき「がんのしたたかさ」を攻略する
がん細胞は、ただ増えるだけの存在ではなかった。番組が描くのは、まるで戦国時代の武将のように、周囲の細胞を巧みに取り込み、味方につけていくがんの戦略。――その姿は、歴史の合戦さながらだ。
しかし今、その戦略を逆手に取る研究も進み始めている。その発想の転換に、スタジオからは驚きと興奮の声が上がる。タモリの歴史好きならではの比喩とともに、がんとの戦いを新しい視点で捉え直す、知的スリリングな展開は必見だ。
【第6回の放送に向け、出演者・制作統括のコメント】
【タモリさんのコメント】
がんの遺伝子変異がすでに若いうちから体内に多くあるとは思わなかったので、まずそこに驚きました。受精直後から発生しているなんて知らされても、手の打ちようがないですよね。
がんの発生は、われわれ人類が進化するうえで防ぎようが無かったこと、そして、がん細胞も進化することも知らなかったです。進化しないで大腸菌のままでいるか、がんになるリスクをとるか。大腸菌のほうがよかったかもしれませんね(笑)
途中だんだん深刻になっていきましたが、でも最終的には希望が見えて、新しい展開もありましたね。研究が進んで、治療に対する考え方が変わってきていることも知りました。
番組をご覧になる方には、何個か打つ手があるということ、これを知ってもらいたいです。がん克服のカギはありますね、かなり。

【山中伸弥さんのコメント】
次々といろいろな研究が出てきましたけど、前向きな話もいっぱいありました。私も、がんのことはそれなりに分かっているつもりですが、それでも今回は最新の運動の研究など初めて知りましたし、びっくりしました。
収録中にタモリさんが専門家の先生に質問されたように、突然変異が無かったら、がんも起こらないかもしれません。しかしその場合、私たちもここにいないので(人間に進化しない)、仕方ないんですよね。生物が進化するためには、ある割合で変異が起こらないとダメですから。
今回の番組は、ご覧になって生き方を変える方が多いかもしれません。がんに対する考え方も、とにかくやっつけようというアプローチから、早期発見して、がん細胞の性格をいい子に変えるとか、悪い奴でも大きくさせない、平和共存するといった考え方が増えていますから。取り除いてゼロにすることがゴールではなくて、がんと付き合っていくという考え方、これはものすごく大きなパラダイムシフトですよね。
【制作統括 白川裕之チーフ・プロデューサーのコメント】
がんは、誰にとっても重く、簡単には語れないテーマです。だからこそ今回は、「怖さ」だけで終わらせず、最新研究が照らし出している“新しい向き合い方”を、視聴者の皆さんと一緒に考えたいと思いました。
取材を重ねる中で私たちが強く感じたのは、研究の最前線には確かな“希望の芽”がいくつも芽吹いている、ということでした。世界では今、がんを単に排除すべき敵と見るのではなく、その性質を理解し、抑え、ともに生きていくことを視野に入れた、新しい考え方が広がり始めています。さらに、がんは人体という生態系の中で生まれる“生き物”であるという捉え方も見えてきます。
今回も、タモリさんの直感的な問いかけと、山中伸弥さんの誠実な科学の言葉が重なり合うことで、難解な研究の1つ1つが、「がんをどう理解し、どう向き合っていくのか――その考え方が少しずつ変わり始めている」という静かなメッセージとして立ち上がってきました。
この番組が、ご覧になるそれぞれの方にとって、がんと向き合う上での大切なヒントや、考えるきっかけとなることを願っています。

知的探求フロンティア タモリ・山中伸弥の!?
第6回「がん 克服のカギ」
5月2日(土) 総合 午後7:30~8:43
※NHK ONEでの同時・見逃し配信予定(ステラnetを離れます)
MC:タモリ、山中伸弥
進行:吉村崇(平成ノブシコブシ)
NHK公式サイトはこちら ※ステラnetを離れます。