「深夜便のうた」は、大人が口ずさめる歌を「ラジオ深夜便」から発信しようと、2006年に始まりました。2か月に1曲、新曲をリスナーにお届けしています。2026年8月~9月放送のうたは、新妻聖子さんが歌う「Magic ―君がくれた魔法―」(Radio ver.)です。

「Magic ―君がくれた魔法―」(Radio ver.)

作詞:新妻聖子、新妻由佳子 作曲:新妻由佳子


新妻聖子さんのメッセージ

長男がまだ小さかったころ、夜、夢にうなされて大泣きしたことがありました。私がそっと右手を頰に添えたら、それだけでうそのようにピタリと泣きやんで、理屈抜きで「ああ私はこの子の母親なんだな」と思いました。この曲には、そのときの体験をもとに「人は生きているだけで誰かを癒やしている存在なんだ」「あなたの温かさ、体温には魔法みたいな力があるんだよ」というメッセージを込めました。親子や家族というテーマにとどまらず、この手に血が通っているということ、生きていることの“奇跡”、その力強さが伝わったらうれしいです。
今回は私が詞を書き、姉が曲をつけてくれました。お互い子育ての合間にデータを送り合い、子どもが寝静まったあと、深夜にリモートで打ち合わせを重ねて作った作品です。
尊い夜のひとときに、番組名のように私からの“声のお便り”が皆さんに届いて、寄り添うことができたら幸せです。今日も一日お疲れさまでした! どうぞよい夢を。

にいづま・せいこ

愛知県出身。上智大学法学部を卒業後、2003(平成15)年に5,000倍のオーディションを勝ち抜きミュージカル『レ・ミゼラブル』エポニーヌ役で初舞台。続くミュージカル『ミス・サイゴン』ではヒロインのキム役を射止め、豊かな声量と表現力で来日した海外スタッフからも絶賛された。第31回菊田一夫演劇賞、第61回文化庁芸術祭演劇部門新人賞、第7回岩谷時子賞奨励賞を受賞。ミュージカル界屈指の歌姫として第一線で活躍。主なミュージカル主演作に『GOLD~カミーユとロダン~』『ボディガード』など。

取材・文/河上いつ子

本誌には「Magic ―君がくれた魔法―」(Radio ver.)の歌詞も掲載されています。月刊誌『ラジオ深夜便』2026年8月号をご覧ください。
8月号にはこのほか、志村けんさんの付き人として過ごした山崎まさやさん、連続テレビ小説「風、薫る」原案で作家・歴史社会学者の田中ひかるさんのインタビューを掲載。また、自然と一体化する“地域創生アート”を手がけてきたディレクター・北川フラムさんのインタビューも、カラー写真とともにご紹介しています。

「Magic ―君がくれた魔法―」(Radio ver.)は、2026年8月から9月にかけて、毎日、「ラジオ深夜便」1時台の終盤で流れます。放送後は、らじる★らじるの聴き逃しで聴くことができます。らじる★らじるの聴き逃しは、こちらから

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