世界最高齢のプロDJとしてギネス世界記録に認定された、DJスミロックこと岩室純子さん(91歳)。
現在も月に数回のペースでクラブイベントに出演する岩室さんは、今夜もノリノリの曲でフロアを盛り上げます!
聞き手 井上朋子
この記事は月刊誌『ラジオ深夜便』2026年6月号(5/18発売)より抜粋して紹介しています。
約40歳下の友人に誘われてDJに
――DJというと若い人のものというイメージが強いですが、どんなきっかけで始めたんですか?
岩室 もともとは、フランス人の友人アドリアンが開催するDJイベントで、荷物を運んだりして手伝っていたんです。そのうち手伝う必要がなくなったので、お客さんとして通っていました。いろいろと新しい音楽を聞くうちに「こんな音楽もあるんだ」と楽しくなって。そうしたらある日、アドリアンから「DJやってみない?」と誘われたんです。
アドリアンは、友人がフランス留学で知り合った人でした。その友人から「知り合いが日本に行きたいといって、家を探している」と相談されて。ちょうど自宅に空いている部屋があったので、半年間の約束で住まわせてあげたんです。それでアドリアンは日本に慣れて、日本での生活の基礎を作ることができたようです。
――下宿させていたのですか?
岩室 下宿じゃなくて居候です。初めて会ったときはアドリアンが21歳で、私が60代になったころだったと思います。お互いに年齢を気にしないタイプなんです。アドリアンに、「あなたは長生きして、私の骨を拾ってくれなきゃだめよ」とよく言っています。
――フランスに骨を拾う習慣ってあるんでしょうか?
岩室 多分ないですよ(笑)。彼が半年で家を出たら、また違う外国人の友達が来て。そうやって居候した外国人の友達が何人もいます。今でも時々泊まりにきますよ。
――やり取りは英語ですか?
岩室 そうです。日常会話程度なら話せます。フランス語も勉強したんですが、もう忘れてしまいましたね。
――DJの技術はどうやって習得を?
岩室 DJの先輩に教えてもらったんですがよく分からなくて。そうしたら、知り合いのDJがスクールを始めるというので、そこで勉強しました。スクールに入ったのが77歳のときで、その年にデビューしました。
※この記事は2026年2月6日放送「91歳 DJスミロックの挑戦」を再構成したものです。
餃子店での長年の仕事や“100歳現役DJ”を目指す思いまで――岩室さんのお話の続きは、月刊誌『ラジオ深夜便』6月号をご覧ください。
6月号にはこのほか、懐かしの人形劇「プリンプリン物語」のあのキャラクターたち(カラー写真もあります)を制作した造形作家の友永詔三さんや、元プロ野球選手の工藤公康さんインタビューも掲載しています。

購入・定期購読はこちら
創刊30周年! 6月号のおすすめ記事👇
▼渡辺謙 波乱万丈の俳優人生 その先に見えたもの
▼91歳の現役DJ! スミロックは止まらない
▼“墓マイラー”カジポン・マルコ・残月の中国墓巡礼
▼表紙絵・中島潔が語る30年 ほか