ろうじゅうしゅに抜てきされた定信さだのぶ(井上祐貴)は、質素倹約を掲げ、厳しい統制を敷き始める。

そんな中、つたじゅう(横浜流星)はきょうたちに、豪華な狂歌絵本を作ろうと呼びかける。しかし、そこに現れたなん(桐谷健太)は、筆を折ると宣言。南畝は定信を皮肉った狂歌を創作した疑いで処罰の危機にあった。

意次おきつぐ(渡辺謙)が作った世の空気が定信の政によって一変する中、蔦重は世の流れにあらがうため、ある決意をもって、意次の屋敷を訪れる。