地本問屋株仲間を発足させたつたじゅう(横浜流星)は、改めを行う行事(検閲係)たちをうまく丸め込み、山東さんとう京伝きょうでん政演まさのぶ/古川雄大)作の3作品を袋入りの『きょうくん読本よみほん』として売り出した。

一方、きよ(藤間爽子)を失い、しょうすいした歌麿うたまろ(染谷将太)は、つよ(高岡早紀)とともに、江戸を離れる。

それから数か月後、突然、蔦屋に与力と同心が現れ、『教訓読本』について絶版を命じられ、蔦重と京伝はろう屋敷に連行されてしまう。