てい(橋本愛)は早産で子を失い、体調を崩していた。蔦重つたじゅう(横浜流星)も気落ちする中、駿府生まれの貞一さだかず(井上芳雄)と名乗る男が、耕書堂で本を書かせて欲しいと現れる。

貞一が持ってきた相良凧さがらだこ源内げんない(安田顕)の考案したものだと聞いた蔦重は、ていに源内生存説を話す。そして源内の謎を追ううちに、2人は気力を取り戻していく。

ある日、ていは蔦屋の店先に『一人遣ひとりづかい傀儡くぐつの石橋しゃっきょう』と題した草稿が置かれているのに気づく。