定信さだのぶ(井上祐貴)らに呼び出された蔦重つたじゅう(横浜流星)は、傀儡くぐつ好きの大名への仇討あだうちに手を貸すよう言われる。

芝居町に出向いた蔦重は、今年は役者が通りで総踊りをする「曽我祭」をやると聞き、役者の素の顔を写した役者絵を出すことを思いつく。蔦重は、南畝なんぽ(桐谷健太)や喜三二きさんじ(尾美としのり)らとともにその準備を進めていくが……。

一方、歌麿うたまろ(染谷将太)は、自分の絵に対して何も言わない本屋に、苛立いらだちを感じていた。