ドラマの出演者やスタッフが「この回のあの人、あのシーン」について語ったコメントを不定期で配信するコーナー。今回は、柴田勝家役の山口馬木也さんから!
山口馬木也さんの第6回振り返り

――織田信長(小栗旬)を裏切った信勝(中沢元紀)を勝家が斬る回想シーンの撮影はいかがでしたか?
とても緊張感がありましたね。勝家としても、いろいろ複雑な思いが生まれました。その日の撮影では、小栗さんには一言も声をかけられませんでした。信勝役の中沢さんも同じで、そういう空気をおふたりともまとっていました。僕は本番以外でもずっと、3歩4歩後ろでおふたりを見守っている感じでした。

――その後、小一郎(仲野太賀)・藤吉郎(池松壮亮)の絆を目の当たりにした信長に対して、勝家は「この勝家、決して殿を裏切りませぬ」宣言します。この台詞には勝家のどんな気持ちがこもっていたと思いますか?
もちろん、信勝様を斬らざるを得なかった信長様の悲しみを慰めたいという気持ちもあったと思うのですが、豊臣のおふたりのことも意識していたように思います。それに、その場にお市(宮﨑あおい)さんがいたことも大きかったのかもしれないです。男が男に対して、ああいうふうにストレートに思いを伝えるのはかなり照れくさいじゃないですか。でも、お市さんの前で言っておきたいということと、信長様には自分がいる、自分が一生ついていくとわかってほしいということ、その辺りが同居した言葉だったような気がします。