聞き手 畠山智之
この記事は月刊誌『ラジオ深夜便』2026年3月号(2/18発売)より抜粋して紹介しています。
地球に落ちる流れ星
2025年11月には、東の夜空にしし座流星群が見られました。1時間に数個から十数個の流星が現れたので、ご覧になった方もいるかもしれませんね。
そもそも流れ星とは、宇宙に浮かぶ砂粒が地球の大気に突っ込んだときに光を発するものです。そのほとんどが大気圏で燃え尽きますが、大きいものは地上に落ちてくることがあります。これが「隕石」です。
10メートル程度の隕石は、100年に1度ほどの確率で落ちてくるといわれています。1908年には、ロシアのツングースカ川の上空に数十メートルの隕石が落下して大爆発を起こし、周辺20キロメートルにわたり、樹木が吹き飛ばされました。
また、もっと大きな隕石が落ちてくることもあり得ます。今から6,600万年前には直径約10キロメートルもの隕石が落下し、それによって発生した巨大津波と気候変動の影響で恐竜が絶滅したとされています。さすがにこの規模の隕石の衝突は1億年に1度と考えられていますが、その“1億年に1度”は来月やってきてもおかしくないのです。
隕石と交通事故と宝くじ
それではここで問題です。次の3つのうち、いちばん確率が低いものはどれでしょう。
Ⓐ 落ちてきた隕石にぶつかる
Ⓑ 交通事故で死亡する
Ⓒ 「年末ジャンボ宝くじ」で1等が当たる

【プロフィール】
てらぞの・じゅんや
専門は惑星科学と情報科学。著書に『2025年、人類が再び月に降り立つ日 宇宙開発の最前線』(祥伝社)ほか多数。
※この記事は2025年11月20日、21日放送「元気がでるサイエンス」を再構成したものです。
「隕石と宝くじの1等、当たる確率が低いのはどっち?」の答えは、月刊誌『ラジオ深夜便』3月号をご覧ください。

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